健康

2018年1月11日 (木)

『乳酸菌が腸内の免疫細胞活性化』初めて解明 2018年01月11日

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※- 『乳酸菌が腸内の免疫細胞活性化』初めて解明 2018年01月11日

1月11日、NHK website ー: 食品に含まれる乳酸菌が作り出す物質が腸内で免疫細胞を活性化させる仕組みを、マウスを使った実験で初めて解明したとフランスのパスツール研究所などのグループが発表しました。

この研究は、フランスのパスツール研究所が大手食品会社の「明治」と共同で行ったものです。

グループでは、乳製品に含まれる「OLL1073R-1」と呼ばれる乳酸菌が作り出す物質「多糖類」に注目しました。

そして、この多糖類をマウスに1週間投与したところ、腸内で免疫反応を担うT細胞の量が、水だけを飲ませたマウスと比べて、およそ=2倍から4倍に増えていたということです。

乳酸菌が腸内で免疫活動に影響を及ぼすことは知られていましたが、乳酸菌が分泌するどの多糖類が免疫細胞の受容体と反応し、活性化させているのが明らかになったのはこれが初めてだということです。

腸内の免疫の働きに詳しい理化学研究所統合生命医科学研究センターの大野博司グループディレクターは「人が食べる食品と、腸内の細菌、それに、免疫への影響は世界的に注目され、研究が進められている分野だが、具体的な作用の仕組みはまだわかっていないことが多い。食品の特定の物質と、その作用のメカニズムがわかったのは大きな進歩だ」と話しています

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2017年12月12日 (火)

働く女性・栄養飢餓状態!? 2017年12月12日

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※- 働く女性・栄養飢餓状態!? 2017年12月12日

仕事や育児で忙しい皆さん、つい食事が食べられなかったり簡単な食事で済ませたりすること、よくありませんか? その「つい」が、深刻な栄養不足を引き起こしているかもしれません。

働き盛りの女性の栄養状態がなんと終戦直後よりも低下していることが明らかに。

将来の出産にも関わるリスクがあることがわかってきました。

( NHKテレビ・ニュース部記者NW9担当・村松あずさ )

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“働く女性 栄養飢餓状態に”

1日の食事って、どのくらいのカロリーを意識していますか?

医師や管理栄養士で作る団体「まるのうち保健室」が調査(注1)したところ、働く女性の摂取エネルギーは1日平均1479kcalでした。

最初は私もこのくらいかなと思ったのですが、この数字、なんと、食糧難だった終戦直後の摂取カロリーより大幅に低いというのです。

調査した団体は「これでは働く女性は戦後直後よりも栄養飢餓状態にある」と指摘しています。

(注1: 調査対象は首都圏で働く20~30代女性749人。「まるのうち保健室」調べ)。

<1日に必要なカロリーは= 約2000kcal!>

厚生労働省の基準では、女性が1日に必要なエネルギーは20代・30代で約2000kcal。

「意外と多い」と感じる人が多いかもしれません。

しかし、デスクワークの人も本当はこのくらい必要だそうです。立ち仕事が多い人だと、約2200kcalにもなります。

<丸の内のOLに聞いてみると>

約11万人の女性が働く東京・丸の内で、どんな食事をしているか聞いてみました。

「仕事で忙しい時は昼食を食べられないこともよくある」「お昼を食べられない時はそのあとおやつを食べる」「朝の時間は支度を優先しているので時間がなくて朝食を食べない」「外食も多いので、なるべくヘルシーな食事を心がけている」

声をかけた人のうち約半数が外食、そのほかは外で買ってきた物を会社で食べるということでした。

その内容を見せてもらうと…。管理栄養士が分析したところ、働く女性が1回の食事に必要だとするのは600から700kcal。半数が足りていなかったんです。

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<忙しくてつい…>

栄養不足の原因の1つが「多忙な勤務」です。大手企業に勤める佐々木詩織さん(27)。

重要なプロジェクトを任されたため、昼食はいつも仕事をしながら。手軽に食べられるサラダやパンが多くなってしまうと言います。

この日のお昼は約400kcalでした。

「何か胃に入ればいいかなと。お昼時間にミーティングが入ってる時もあるので、その前にぱっと食べたり、終わってずっと会議続いていると、夕方とかになってしまう時もある」

わかる、わかります。私も社会人歴10年になりますが20代のころは、忙しくなるとつい「パッとすませなきゃ」と思ったり、朝ぎりぎりまで寝ていたくて朝食を食べなかったりしていました。

<カロリー不足の影響 すでに健康面にも…>

「まるのうち保健室」の調査では、カロリー不足などによって働く女性の5人に1人は「無月経」という、3か月以上生理がない状態を経験していたことが判明。

さらに400ccの献血ができないほどの貧血状態や慢性疲労を訴える人も約4割いたのです。

<まるのうち保健室の監修者、細川モモさんは…>

「食事の量も足りなければ、生きていくのに必要なエネルギーや栄養素も足りていない。特に働く女性がここまでの健康問題を抱えているという社会的な認知度は全く進んでいないのではないか」

<管理職になり失ったものは「健康」「食生活」>

民間企業が女性管理職に、「管理職になって犠牲にしたもの」を聞いた調査では、1位「趣味の時間」、2位「健康」、3位が「食生活」でした。

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この調査、同じ質問を男性に聞くと、1位「配偶者との時間」、2位「趣味の時間」、3位「子どもとの時間」で、男女で大きく差が出る結果でした。

細川さんは、女性自身の意識も影響していると言います。「もともと女性は食べずに痩せられるならそれでいいんじゃないかという誤ったダイエット意識、美容意識があって男性よりも欠食に対する抵抗感がないのはあると思う」

<将来の子どもにも影響が?>

この女性の栄養不足。本人の健康だけでなく、将来にも深刻な影響を及ぼすリスクがあることが最近の研究でわかってきました。

それは、長年、日本で生まれる赤ちゃんの平均体重が減ってきたことです。特に、生まれた時の体重が2500g未満の「低出生体重児」の割合。

先進国の中で日本が突出して高くなっています。

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早稲田大学の福岡秀興招聘研究員によると、母親の体格や遺伝的なものなど、さまざまな要因が考えられますが、最近、栄養状態との相関関係が指摘されているのです。そして、小さく産まれた赤ちゃんについても。

「小さく産まれるからといって必ず病気になるということではありません。ただ、たくさんの赤ちゃんの研究から将来、糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高くなるのではないかということがわかってきた」

では、妊娠したらたくさん食べれば赤ちゃんは大きくなるのかというと、福岡さんは「妊娠前からの栄養」が大事だと指摘します。

「受精した時点から2週間くらいが赤ちゃんの遺伝子が作られる非常に重要な時期。しかしその時期はまだ妊娠していることに気がつかず、妊娠前の食生活や栄養状態がそのまま影響してしまう。妊娠する前、妊娠した時点、妊娠中の栄養を総合して赤ちゃんの体重は決まるが、中でも妊娠前と妊娠した時点の栄養は特に重要な要素になる」

<食事指導で出生体重の改善に取り組む病院も>

ほかの病院に先がけて、栄養不足の問題に取り組んできた病院もあります。

年間1500人の赤ちゃんが生まれる群馬県の産婦人科舘出張佐藤病院です。

10年前ほどから病院で産まれる赤ちゃんの体重が減ってきていることに気がつき、妊婦への食事指導に力を入れてきました。

妊娠初期の段階で妊婦全員の食事指導を確認。

栄養不足の妊婦には日々の食事メニューを確認して、足りない栄養素を指導したり、仕事で忙しくても簡単に取り入れられるメニューなどをアドバイスします。

<頑張るあなた、今から気をつけて>

働く女性の間にひそかに広がる栄養不足のリスク。まるのうち保健室の細川さんは、社会全体で向き合う必要を指摘します。

「今は女性が定年まで勤めあげる時代で、男性並みにばりばり働いて結果を残そうと健康を犠牲にしてしまう。見た目がスリムだからといって健康だという思い違いを社会全体がしてしまうと、女性の抱える潜在的な問題に気が付くことができない」

私には2歳の子どもがいます。食事をおろそかにしてきたからなのかわかりませんが、生まれた時、子どもは小さめでした。同じような後悔をする女性が少しでも減ってほしいと思い、この記事を書きました。そして、健康や自分自身を犠牲にしながら女性の社会進出が進んでいくことがないよう、せつに願っています

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2017年11月28日 (火)

男35歳 『精子力』分かれ道 2017年11月28日

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※- 男35歳 『精子力』分かれ道 2017年11月28日

「“卵子の老化”ってよく聞くけど、男性は何歳でも大丈夫でしょ」

そう考えている人は大きな間違いです。

「射精ができるかぎり子どもは作れる」

そんな考えが大事な人を傷つけているかもしれません。
まだ、あまり知られていない精子の現実です。
( NHK ネットワーク 報道部記者・ 牧本真由美 )
**- NHK website -**

精子は新鮮だから大丈夫?

50代や60代の男性、特に芸能人など名前が知られた人に子どもができたとなると、まるで武勇伝のように聞いてしまい、男性は何歳になっても大丈夫なんだ、と思う人もいるのではないでしょうか。

精子は、毎日新しく作られる。だから新鮮と言えば新鮮です。
精子は新鮮だから大丈夫?

女性の場合は生まれた時に持っている卵子が、増えることはなく、年を重ねるとともに老化したり数が減ったりするのと大きく違います。

しかし今、男性は年をとっても大丈夫という考えが誤っていることがわかってきています。

< 男35歳、精子の分かれ道 >

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男性不妊の専門、獨協医科大学埼玉医療センターの岡田弘医師によると男性は2つのタイプに分かれるそうです。

「35歳を分岐点として“精子力” (=妊娠させる力)が落ちるグループと、落ちないグループです」

その根拠となるのは、子どもがいる男性と不妊に悩むカップルの男性、合わせておよそ150人を対象に行った調査です。

全員、精子の量や運動量を調べる通常の精液検査では「正常範囲」と言われていました。

< そこで調べたのが精子力 >

精子は卵子と受精したあと、受精卵の分割を進めるためのスイッチを入れます。その変化を起こす力=精子力があるかどうかを精子とマウスの卵子と受精させて調べたのです。(マウスの卵子を受精させても分割は進まないので、ネズミ人間が生まれることはありません)

スイッチを入れる力が高い位置で推移しているのが子どもがいる男性たち。不妊カップルの男性陣は、35歳頃から明らかに落ちています。

「検査で精子の量や運動量も大丈夫と言われた」

それでも妊娠させる力が弱くなっている可能性があるのです。

なぜ精子力が低下するのか、原因はまだ研究中ですが、岡田医師は精子をつくる細胞が老化しているのではないかと考えています。

「通常の検査で大丈夫だったので妻が原因だと思っていた」

「妻に体の負担ばかりではなく心の負担もかけていて申し訳なかった」

そんな声が男性たちから聞かれたそうです。

岡田医師は不妊治療の意識を変えてほしいと話しています。

「不妊の問題は、どうしても女性側に原因があると捉えられがちです。治療を女性任せにしてしまう男性も少なくありません。最初から、自分にも原因があるかもしれないと思うことが治療のスタートです」

< 海外の研究でも >

海外の研究では精液の量や精子の運動率なども男性が年を重ねると老化現象が見られるという結果が出ています。

男性が30半ばをすぎた頃から、遺伝子に異常がある精子の割合が増えることや、パートナーの女性を妊娠させるまでに時間が長くかかることも報告されています。

まだ研究の数が少なく、女性ほどは明らかになっていませんが、男性も年を重ねると精子に影響があるようです。

< 35歳以下でもケアを >

「まだ35歳になっていないから大丈夫」と思う男性もいるかも知れません。

でも、そうは言ってられません。若くて自覚症状がなくても、精子をうまくつくれない状態になっていることがあります。

最も多いのが「精索静脈瘤」と呼ばれる病気。精巣やその周辺の静脈にこぶができ、血液が滞って精巣の温度が上ります。

体の外にあり体温より2度ほど低いのが適している精巣。

その温度が上がると精子の数が減ったり運動率が落ちたり、精子のDNAに傷がつくこともあります。

治療しないと精子の質がどんどん落ちてくるのです。

< 精子が10倍に >

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精索静脈瘤となった32歳の男性に話を聞くことができました。
男性は25歳で2つ下の妻と結婚しましたが、なかなか子どもを授かることができませんでした。

30歳を超えて訪れた男性不妊専門の泌尿器科で精索静脈瘤と診断されたのです。

「痛みなどの自覚症状はなく、精巣の大きさを誰かと比べることもなかったので、全く気がつきませんでした。男性側に原因がある夫婦もいると聞いていましたがまさか自分がと落ち込みました」

男性は原因が見つかったものの精巣を手術することには抵抗があり、1年以上悩んだ末、これ以上、自分のせいで妻につらい思いをさせたくないと考え手術を受けました。

すると手術前と比べて、精子の数が10倍ほど増え、運動率も20%上がったのです。そして手術から半年後、妻が自然妊娠しました。

「妻と2人でつらい思いをしてきたのでとてもうれしかったです。もっとはやく手術を決心していれば妻に負担をかけずにすんだと後悔しています」

専門医の横浜市立大学附属市民総合医療センターの湯村寧医師は強調します。

「精索静脈瘤があっても妊娠することはあります。ただ、進行性の病気です。1人目の子どもの時には自然に妊娠できたとしても、2人目の不妊に悩むカップルのうちのおよそ70%の男性に精索静脈瘤が見つかったという海外の研究が複数あります。若くても安心してはダメ、そして、若い時は平気だったからといって自分は大丈夫と過信してはダメです」

< 足りない男性不妊専門医 >

WHO=世界保健機関が不妊カップルを対象に調べたところ、その原因が男性にあったケースは=48%、半数です。

精索静脈瘤などの検査や治療は男性不妊の専門医がいる医療機関で調べることができます。

ところが男性不妊の専門医(泌尿器科)が少ないのです。
全国でまだ51人、それも偏りがあり北海道は1人。九州、四国は0。

婦人科系の不妊治療施設が全国におよそ600あるのと大きな差です。

検査にたどりつくこと自体が大変な面もあるのです。

厚生労働省の研究班が婦人科系の医療機関に行った「泌尿器科との連携に関する調査」では、不妊の原因が男性にあるというケースでも男性不妊の専門医との連携に消極的な姿勢がありました。

「まずは婦人科で不妊治療を試みる」「希望があれば泌尿器科を紹介する」「基本、紹介しない」などという消極的な回答が合わせて半数を超えました。

中には、紹介しようにも近くに専門医がいないという声もありました。

< 不妊治療は2人で受ける >

男性も自覚症状がない場合、医師に勧められない限り、なかなか専門医の診察を受けるという発想が湧かないと思います。

「もっと知っていたら、もっと早く動いていたら、妻を苦しませずにすんだかもしれない。子どもを授かっていたかもしれない」

精子の老化に気がつかないまま時間を重ね、結局、子どもを授かれなかった男性が語った言葉が忘れられません。

妻に原因があると思い、つらい思いをさせてきた後悔の言葉でもありました。

生殖能力の衰え、それは女性だけではなく、男性にも年齢とともにその影が忍び寄ってくることを多くの人に知ってほしい、そう思います

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2017年11月25日 (土)

電車の中、母親はなぜ座らないのか 2017年11月24日

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※- 電車の中、母親はなぜ座らないのか 2017年11月24日

11月24日、NHK website -: 電車の中。席に座っていると赤ちゃんを抱いてあやしている母親が目の前に。

「あ、あのよかったら座りますか?」。

親切心から声をかけました。 しかし答えは…「NO」。

「い、いえ、大丈夫です。立っていますから」。こうした報告がネット上に飛び交っています。なぜ、母は座らないのか。

研究者もなぞを探るため実験に乗り出しました(ネットワーク報道部記者・高橋大地 大窪奈緒子)

<座ると泣き出すセンサー搭載>

「電車で赤ちゃんをだっこしている女性に席を譲ろうとしたら拒否されてショック」。

そんなツイートに多くの意見が寄せられました。

このツイート「赤ちゃんはいすに座ると起きて泣くセンサーが搭載されている…」と続きます。

これに対して「わかります!。うちのちびっ子も座ると泣くセンサーを搭載してました」。

うちもでした!寝たからと思って座るとまた泣き出す…」などなど。

私も私も』、実際はどうなのでしょうか。

街で聞いてみました

2歳と8か月の2人の女の子を育てている30代の夫婦は同じような経験があると話しました。

「立ってだっこされるとご機嫌でいてくれます。席をゆずっていただいても、子どもが泣いてしまい、周りに迷惑だと思って席をお戻ししたこともありました」

1歳4か月の女の子がいる30代の母親も同じ意見でした。

「座席に座って泣いてしまうことは特に0歳のころよくありました。電車では今も、ベビーカーは荷物置きでほとんどだっこです」

「遠慮しているのかな?」

一方、こうした実態は、広くは知られていないようです。

漫画家の横山了一さんが独身時代を振り返って描いたマンガです。
「遠慮しているのかな?」

横山了一さんのマンガ :::::::::::::::
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電車の中で赤ちゃんをだっこして大変そうなお母さんを見た横山さん。

席を立ち「よかったら座りますか?」とやさしく声をかけます。

しかし、見るからにつらそうな母親から「い、、、いえ、大丈夫です!立ってますから!」と言われてしまうのです。

横山さんは当時、どうして立っているのか理由がわからなかったそうです。

「お母さんが、座ることに遠慮しているのかな?くらいにしか思っていませんでした」

いま8歳の男の子と5歳の女の子がいる横山さん。

育児経験を通じて、泣き出すのを避けようとしたお母さんの気持ちがわかるようになったそうです。

<科学が証明 親が歩くとリラックス>

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なぜ、座ると赤ちゃんが泣き出すのか、科学的に検証した研究がありました。検証したのは理化学研究所を中心にした研究グループ。

母親に赤ちゃんを抱いたまま立って歩いたり座ったりを繰り返してもらい赤ちゃんの変化を調べたのです。

12組の母子で調査した結果「母親が歩いてる時は座っている時に比べて、赤ちゃんの泣く量がおよそ10分の1」。

「同様に足をばたつかせるなどの運動量はおよそ5分の1」。

お母さんたちの経験を裏付ける結果となりました。

そして研究者が注目したのが赤ちゃんの心拍数です。

「座っていた母親が歩き始めると3秒くらいで心拍数は急激に下がる。再び座ると直後から上がっていく」。

母親が抱きながら歩く時は赤ちゃんの体そのものがリラックス状態=電車の中で立った母親に抱かれ揺れている時はリラックス状態だったのです。

<実は哺乳類はみな同じ>

同じような親子の行動は、ネコ、ライオン、リスなどさまざまな哺乳類でも見られるといいます。

母親が子どもの首を口にくわえ、歩いて巣や安全な場所に運ぶような時には、心拍数が低下したリラックス状態だそうです。

サルや人間の場合は、首の後ろではなく赤ちゃんのおなかが親の体に密着している、つまりだっこかおんぶをしていることでリラックスできると言います。

一連の行動について研究チームの黒田公美さんはこう分析しています。

「動物にとって、運ばれているという状態は、危険が迫るなど緊急事態である可能性が高い。子ども自身が生き延びる確率を高めるためおとなしくなっている」

「一方、移動していない時は危険が迫っていない。おとなしくする必要はなく、おっぱいをねだったり、不快感を表したりしても問題が無い。 座ってだっこした赤ちゃんが泣くのは普通のことなんです」

立ったり移動したりしている時におとなしいのは、親に協力するためとも考えられるそうです。

<でも、親には座ってほしい>

研究結果は結果として黒田さんはこう注意を呼びかけています。

「急停車で転倒する危険もあるので、安全面を考えれば、席を譲られたら座るのが一番よいです。座ってもおとなしいままのこともあります。周りも“譲らなくていいんだ”ではなく、大変そうな親子にはぜひ声かけをしてほしい」

<座れなくてもうれしかった>

この取材を通して話を聞いたお父さんお母さん皆さんに共通していたことがあります。

それは、「席に座りますか?」と声をかけてもらえて、「とってもうれしかった」「いったんでも座れてありがたかった」と何度もうなずきながら、しみじみと話してくれたことです。

乳幼児を連れての電車移動などは「ぐずりだしたらどうしよう」。
「大声で泣いたら途中の駅で降りようか・・」。
「転んだら大変だから座ろうか、でも泣いちゃうかな」。

お父さんお母さんたち、思った以上に気を使って子どもと乗っているようです。

あるお母さんは、「子どもの機嫌によっては席を遠慮することもあり、せっかくの申し出に申し訳ない気持ちになります。でも子どもと子育てしている自分を応援してくれているのだと、少なくともうれしい気持ちになることは間違いないです」と話していました。

「子育て応援してるよ」「大丈夫?」いろんな意味を込めてどうぞ赤ちゃんとお母さんやお父さんに声をかけてみてください。

研究にもあるように、なかなかすぐには席に座ることができないことも多々あるかもしれません。

だけど、声をかけた優しさと勇気は親子にはしっかり伝わっていて、それは回り回って、私たちの未来にだってつながっていくと思うのです

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2017年11月 1日 (水)

急増する梅毒患者 = 4.568人 2017年10月31日

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※- 急増する梅毒患者 = 4.568人 2017年10月31日

梅毒患者、現行統計で年間過去最多の=4.568人

10月31日、NHK website-:性感染症の梅毒について、ことし全国の医療機関から報告された患者の数は今月22日までに=4.568人と、現在の統計を取り始めた平成11年以来、年間の患者数として最も多くなりました。

専門の医師は「不特定多数との性交渉を避け、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

梅毒は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月22日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は=4.568人と、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間で、年間の患者数として最も多くなりました。

都道府県別にみると
東京都が1423人
大阪府が= 624人、
愛知県が= 277人、
神奈川県= 258人などとなっています。

去年の同じ時期と比べて患者数が大幅に増えた都道府県もあり、岡山県では去年より=4.3倍の135人、広島県では=2.9倍の109人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は昭和20年代には=20万人程度とされていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には=500人程度になりましたが、6年ほど前から(2011年)再び増加に転じています

梅毒の診療を長く続けているプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「風俗産業に関わる人で増加し、最近では一般の若い女性や主婦でも増えている。

梅毒は感染の初期は症状に気付きにくい特徴があり、不特定多数との性交渉を避けるとともに、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と話しています。

< 梅毒 初期は発熱や痛みなく >

梅毒は主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

感染してから 3週間 から 6週間 の初期には、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。

その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。

これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から 3か月程度 たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに「バラ疹」と呼ばれる 赤い発疹 がでるほか、発熱 体のだるさを 感じるなどの症状が出ますが、ほかの皮膚病と区別しにくいうえ、多くの場合、時間がたつとこうした症状も治まってしまいます。

そして感染から 2年 から 10年程度 が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。

治療法がなかった戦前は体中に大きな潰瘍ができたり、死亡したりするケースもありましたが、抗生物質ペニシリンが開発された結果、治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。

また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人と性的な接触をしないほか、感染していないか定期的に検査を受けること、それにコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

性感染症を長く診療してきた東京・新宿区にあるプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「症状が出てもしばらくしたらなくなったり、全く症状がなかったりと、梅毒は自分で気付きにくいのが特徴だ。

これまで患者が少なかったため梅毒を診断したことがない医師もいるので、不安なことがあれば、なるべく経験が豊富な専門の医師にかかってほしい」と話しています。

< 患者数 平成23年ころから再び増加 >

梅毒は、国内では昭和20年代に=20万人を超える患者がいたとされ、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかしその後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間の患者数が=500人を下回ったとされてきました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ年間の患者の報告数は平成25年に=1.228人と1.000人を超え、おととしには=2.690人となり、去年は=4.559人と増えていました。

ことしも増加傾向が続いていて、今月22日までに4.568人と、すでに去年1年間の患者数を上回り、平成11年に現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなりました。

プライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師によりますと「患者の絶対数は男性が多いが、若い女性の患者も増えている。

性風俗産業の従事者が多いが風俗店の利用者を通じ、性風俗産業と関係の無い一般の人にまで感染が広がるケースもあり、自分は無関係と思わず予防をしてほしい」と話しています。

< 夫から感染 「まさか自分が」 >

東京都内に住む50代の会社員の女性は、先月ごろから微熱とだるさを感じるようになったといいます。

かぜかと思い医療機関を受診しましたが、処方された薬を飲んでも症状は改善しなかったということです。

そのうち全身に赤色の発疹が突然現れ、不思議に思っていたところ、長期の出張をしている夫から「梅毒と診断された」と告げられました。

そして、性感染症の専門医院で検査を受けたところ梅毒に感染していることがわかりました。
赤い発疹は、感染から2か月くらいで現れる梅毒特有の症状でした。

この女性は「性感染症については一通りの知識があったが、梅毒は昔の病気だと思っていてまさか自分がかかるとは想像もしていなかった。

体調にも気を使っていたのに2か月も気がつかなかったのが信じられない」と診断を受けた当時のことを話しました。

この女性が夫に事情を問いただしたところ、数か月前、夫が性的なサービスを提供する風俗店を利用し、そこで感染した可能性が高いことがわかりました。

女性は、「自分には一生関係がないと思っていた性感染症になったのは本当にショックで、まだ心の整理がつかない。

自分のように梅毒とは関係がないと思っている人も、知らないうちに感染する危険があることを多くの人に知ってもらい、これ以上感染する人が増えないようにしてほしい」と訴えていました。

女性は抗生物質を服用する治療をおよそ1週間前から行っていて、あと7週間程度薬を飲めば治る見込みです。

治療にあたったプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「責任ある行動をとらないと梅毒をはじめとした性感染症を広げてしまうことがある。

信頼している相手でも感染予防をすることが大事で、交際を始める時や結婚する時、あるいは妊娠を考えている時など、節目節目でお互いが性感染症の検査をして安心して関係性を進められるように『節目検診』をすることも勧めたい」と話しています

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病原菌が検出されなくなるまで、薬を続ける必要がある(途中で薬を止めると再発した際に効かない場合がある)

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2017年10月 1日 (日)

ヨモギが癌細胞を死滅させる! 2017年09月30日

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※- ヨモギが癌細胞を死滅させる! 2017年09月30日

 

記事は2015年05月16日

ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュートから【ヨモギ癌細胞を死滅

『Life Sciences, Cancer Letters and Anticancer Drugs』

研究論文によれば、東洋医学(漢方)で古来から薬としてもちいられることもある、ヨモギから抽出される、アルテミシニン(artemesinin)と呼ばれる成分が、健康的な細胞1つに対して、1万2,000個もの癌細胞を死滅させたと報告しています。

「アルテミシニンは、ただそれだけでも、健康的な細胞の約100倍もの癌細胞を選択的に死滅させることができるだけでなく、抗がん剤よりも34,000倍も正確に癌細胞だけを死滅させることができます。」とワシントン大学の研究チームのリーダーであるヘンリー・ライ博士は言います。

ヘンリー・ライ博士のチームは、アルテミシニンの癌死滅能力を更に高めるために、癌細胞がもつ鉄分への食欲を利用して、アルテミシニンに鉄分(トランスフェリン)を結びつけた化合物を開発しました。

周りにくっつけたトランスフェリン自体はニュートラルな成分なので、癌細胞は疑いもなく化合物を受け取ります。

でも、中にはアルテミシニンが隠れているので、この化合物は、トロイの木馬のように、癌細胞の中に入り込み、癌細胞を破滅させるように効率的に働くのです。

この化合物は、既に特許を取得していますが、まだ人間への投与、つまり臨床試験には至っていません。

でも、ヨモギそのものは、非常に鉄分の多い野菜・ハーブです。野菜では2番目の多さです。

鉄分の多い食品』 ヨモギから、わざわざアルテミシニンを抽出して、鉄分を戻すようなことをしなくても、ヨモギそのものを結局食べたらいいんじゃないの?

ホールフード(丸のままの食品)を食べることを勧めるホリスティック(代替医療)ヘルスコーチとしては、思わずにはいられません。

食品はちゃんとそれ自体で理に適った形で存在しているんです。

ひとつひとつ、ミクロ要素に分解して考える西洋医学と、全ての要素の融合体のシナジーで考える東洋医学・代替医療の違いなんでしょうね。

古代の人々が、アルテミシニンやトランスフェリンについて知っていたとは思いませんが、昔から薬として用いてきた草ですから、生活の中で、ヨモギに健康維持の力、傷ついた遺伝子や遺伝子複製の誤り(=癌)を正す効果があることに、気がついていたってことですよね。

ヨモギの旬は4月下旬から5月上旬です。

是非、この時期、ヨモギ餅やヨモギを使ったお粥など、召し上がってみてくださいね。

旬のものは、旬の時期に食べてこそ、その効果が最大限に発揮されるのですから、きっと、ヨモギがこの時期に旬を迎えることには、私達への健康にとって大きな意味があるはずです。

 

追記:ヨモギをそのまま食べても、癌細胞はヨモギの鉄分のみを吸収し、アルテミシニンを吸収しないのではないかとのお問い合わせを受けました。そのため、少し調べてみました。

アルテミシニンは、その分子中にエンドペルオキシド・ブリッジ(endoperoxide bridge)と呼ばれるものを持っており、それが選択的に鉄イオンと結合し、フリーラジカル(殺細胞作用)を発生させる仕組みをもっているとのことでした。

つまり、ヨモギの中には、アルテミシニンと鉄が存在していますので、この二つは、アルテミシニンのエンドペルオキシド・ブリッジによって、既に結合して存在していると考えるのが普通だと思われます。

また、上で紹介した抗がん剤よりも前に開発されたアルテミシニンを使った抗がん剤においては、アルテミシニン製剤の投与(注射)4時間前に、患者に鉄分や鉄の吸収を促進させるビタミンCを(経口)服用させることで、アルテミシニンと鉄分の体内での結合を促させ、癌細胞にその両方を取り込ませるという手法がとられています。

アルテミシニンと鉄分を別々に摂取しても、ある一定の抗がん作用があるのですから、既に、アルテミシニンと鉄分が結合して存在しているヨモギを食べる方が、やはり、簡単ではないかと思われます。

もちろん、ヨモギを食べたら癌が必ず治るとは申しません。

でも、勇気がもてる情報ではないでしょうか

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2017年9月11日 (月)

不妊治療の体外受精件数・過去最多42万件超 2017年09月11日

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※- 不妊治療の体外受精件数・過去最多42万件超 2017年09月11日

9月11日、NHK website -: 不妊治療のために精子と卵子を体の外で人工的に受精させる体外受精のおととしの国内の実施件数は42万件を超え、これまでで最も多くなったことが日本産科婦人科学会のまとめでわかりました。

体外受精を行った女性のおよそ4割は40歳以上が占めていて、専門家は「若い年齢で子どもを産める環境作りを急ぐ必要がある」と指摘しています。

日本産科婦人科学会では、不妊治療のために精子と卵子を体の外で人工的に受精させる体外受精について、全国の医療機関から報告されたおととしの実施件数をまとめました。

その結果、体外受精は、顕微鏡を使って精子を卵子に注入する顕微授精も含めると、42万4100件余りと、前の年から3万件以上増え、これまでで最も多くなりました。

この体外受精で生まれた子どもの数は、おととし生まれた子ども全体のおよそ20人に1人にあたる5万1000人余りで、前の年からおよそ3700人増えて過去最多となりました。

一方で、体外受精の実施件数のうち出産に至った割合は11.7%と低い水準にとどまっています。

体外受精を行った女性を年齢別でみると、40歳が最も多く3万8000件余りで、40歳以上が全体のおよそ4割を占めています。

イギリスやフランスなど多くの国では、40歳以上で体外受精を行う人は全体の2割程度にとどまっていて多くは30歳代までに実施しています。

「より早い時期に治療を」

国内での体外受精は、34年前の昭和58年に初めて出産した例が報告され、その後、晩婚化などを背景に年々増加してきました。

日本産科婦人科学会がおととしの件数をまとめると42万4151件と、統計を取り始めた昭和60年以来、初めて40万件を超え、これまでで最も多くなりました。

また、体外受精で生まれた子どもの数は前の年からおよそ3700人増えて5万1001人と過去最多となり、その年に生まれた子どものおよそ20人に1人が体外受精で生まれた計算となります。

昭和60年からおととしまでに体外受精で生まれた子どもの数は合わせて48万2000人余りに達しています。

体外受精を行った女性を年齢別に見ますと、40歳が3万8000件余りと最も多く、40歳以上が全体のおよそ4割を占め、このうち50歳以上で実施したケースも470件余りありました。

体外受精を行った女性のうち、出産にいたった割合を年齢別にみると、20歳代では20%前後ですが年齢とともに減少して、34歳で18.9%と20%を下回り、40歳になると9.1%と、10%を下回ります。

また、体外受精で妊娠してもその後、流産した割合は年齢とともに上昇し、39歳で30%、41歳でおよそ40%となっています。

一方、生殖医療の国際研究機関の報告によりますと、イギリスやフランスなど多くの国では、40歳以上で体外受精を行う人は全体の2割程度にとどまっていて多くは30歳代までに実施しています。

埼玉医科大学の石原理教授は、「日本は、理想的な年齢より高い年齢で不妊治療を始めているために、結果としてなかなか子どもができず繰り返し治療を受けなければいけない状況になっている。さまざまな啓発活動をしてより早い時期に治療を開始できるようにする必要がある」と話しています

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2017年7月13日 (木)

『 ヒアリ 』に刺された経験者! 2017年07月12日

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※- 『 ヒアリ 』に刺された経験者! 2017年07月12日

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強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が、神戸港で国内で初めて確認されてからおよそ1か月。

名古屋港や東京の大井ふ頭などでも「ヒアリ」が相次いで見つかり、不安が広がっています。

ファイアー(火)アント(アリ)」と呼ばれるこの種類の毒アリ

人が刺されるとアレルギー反応を起こして死に至ることもあるこのアリに私は24年前、刺されました。( NHK長野局・小口佳伸記者 )

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< アリはフロリダにいた >

「チクッ」。最初はその程度の痛みでした。

しかし、次第に左足が腫れ上がり、ドーム型の大きな水ほうが出現。医師はそれを見て、私に「ファイアーアントだ」と言いました。

それは24年前の1993年。 高校1年の7月のことでした。

当時、長野県松本市の高校に通っていた私は、その年の9月から、アメリカのフロリダ州に2年間留学しようと考え、その前の7月に、1か月間、フロリダ州サドルブロックの留学先に体験入学をすることにしました。

夏の気温が30度を超え、湿度も90%を超える、うだるような暑さが続く場所でした。

フロリダでの生活を始めて2週間ほどが過ぎた晴れた日の夕方のこと。

留学先の敷地内で友人がテニスをしているのをテニスコート脇の草が生えている小道で見ていたときに異変は起きました。

突然、左足のすねに針で突かれたような痛みを感じたのです。すぐにパッと左足を見ると、小さなアリがいました。

米粒くらいの小さな赤いアリでした

自然が豊かなフロリダ州では、巨大なヤモリが壁をはっていたり、カナブンほどの大きさのハエが飛び回るなど、大きなサイズの生き物をよく見ていたため米粒ほどのアリには驚きはしませんでした。

ただ、見たことのない色のアリが自分の足にはっている気持ち悪さから、反射的にすぐに手で払いました。

刺されたこと自体も一瞬の出来事でしたので特に気になりませんでした。

すぐに手で払ったことが最善の対応だったのですが、その直後から苦痛が始まりました。

< 腫れあがる足・巨大な水ほう >

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刺された直後は何ともなかった左足のすねが、次第に熱を持って腫れ始めたのです。

翌朝になると、症状はさらに悪化していました。

左足は「重い」と感じるほど、足首からひざくらいまでの広範囲に腫れあがり、刺されたすねには、直径10センチほどのドーム型の水ほうができていました。

これはただ事じゃないと思い、現地のカウンセラーに言って、病院に連れて行ったもらったところ、医師は驚いた様子も見せず、「ファイアーアントによるものだ」だと言いました。

「ファイアーアント?」 何のことだかよくわかりませんでしたが、医師の話から毒を持つアリに刺されたんだということだけは理解できました。

< 病院での処置 >

病院では、ただちに直径10センチの水ほうをナイフのような器具で割り、中の膿を出す処置を施されました。

その後、別室に移され、女性の看護師から長さが30センチくらい、直径が太巻きくらいある太い注射を打たれました。

当時の私は、毒を持ったアリよりも、その注射器の太さの方が恐ろしく感じましたが、看護師が慣れた手つきで処置してくれたので、「ああ、フロリダではよくあることなんだ」と思い、言われるがまま病院で処置を受けました。

当時は、何の注射だったのかはわかりませんでしたが、今回、ファイアーアントの取材を進める中で環境省の担当者に聞いてみたところ、「その注射はアナフィラキシーなどのショック症状を起こさないようにするための注射だったのではないか」と言われ、いまさらながら怖くなりました。

病院で処置を受けたあとは、うみを出した後の患部を中心に、やけどをしたようなヒリヒリした痛みが数か月も続きました。

日本に帰ってきてからは、普通の生活を送ることができましたが、水ほうができた場所は円形の黒い痕が、その後、何年も残りました。

< 一般的な症状は >

環境省によりますと、ヒアリやアカカミアリに刺されたときの症状は人によって異なるということです。

毒の成分は、アルカロイド系の強い毒で、ケシなどが持つ毒と同じような成分です。

症状が軽い場合は患部が腫れて水ほうができる程度で、私の場合がまさにこの症状でした。

ただ、症状がより重くなると刺された直後に、ふらついたり、視野が狭くなったりするほか、じんましんなどが出ることもあるということです。

さらに重くなるとショック症状をおこして死に至ることもあり、アメリカでは死者も報告されています。

< 一般的な症状・毒アリの習性 >

環境省によりますと、このアリは、まず、かんで身体を固定させてから、腹や尻の毒針で刺すというということです。

私の場合は刺されたのを見てすぐに手で払ったので、何度も刺されることはなく、重い症状にならずに済みましたが、気付くのが遅れていたらと思うとぞっとします。

このアリは、公園の芝生や草原、それに砂地の公園で巣を作る性質を持っているほか、農地や公園など開放的な場所を好むといいます。

また巣は、土が盛り上がったようなあり塚を作る習性があるということです。

赤黒い色で、体長は2ミリから6ミリほど。性格は凶暴で、巣などに近づくと一気に多数のアリが襲ってくることもあるということです。

< 国内対策は >

強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」は、ことし5月、中国から神戸港に陸揚げされ、兵庫県尼崎市に運ばれたコンテナの中で見つかって以降、神戸港や名古屋港、それに大阪港で相次いで確認されました。

さらに今月6日には、東京の大井ふ頭に貨物船で運び込まれたコンテナから1匹が見つかりました。

大阪港と尼崎市では女王アリも確認され、環境省は見つかった場所で繁殖していた可能性もあると見て調査をすすめています

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 ヒアリの巣

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2017年6月14日 (水)

風邪(かぜ)の治療が世界を救う 2017年06月14日

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※- 風邪(かぜ)の治療が世界を救う 2017年06月14日

6月14日、NHK website -:知ってますか?恐ろしい推計があるんです。

対策をとらないとおよそ30年後、”1000万人が死亡”。

その対策が求められているのは薬が効かない「耐性菌」。抗生物質など抗菌薬を繰り返し使う中で、細菌自体が変化し出現することがあるんです。

世界を救うために、いま、”かぜ”の治療から変わろうとしています。(名古屋局・松岡康子記者)

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『わずか10分』 グラム染色って?

奈良県橿原市にある「まえだ耳鼻咽喉科クリニック」は、かぜや中耳炎などの患者が訪れる、一見普通のクリニックです。

14年前、院長の前田稔彦さんが開業しました。

ここでは抗菌薬を極力処方しないよう、診療に「グラム染色」と呼ばれる検査を取り入れています。

患者の鼻水やたんを、特殊な染料など4種類の液体を使って染めたあと、顕微鏡でのぞきます。

10分ほどで、細菌が原因かを推定することができ、検査結果をもとに、抗菌薬を処方するかどうか、どの抗菌薬を処方するかを判断します。

出発点 自身の治療への疑問

グラム染色を導入したのは、開業してまもない13年前。抗菌薬が効きにくい耐性菌の問題を知ったからでした。

病状が悪化した時の責任や、患者が来なくなってしまうおそれなどから、患者や保護者に求められればもちろんのこと、かぜや中耳炎の患者のほとんどに、抗菌薬を処方していたみずからの診療に疑問を持ったからでした。

前田医師は「中耳炎の患者さんで、一見治った感じになっても、すぐに再発したり、抗生物質を次々に変えても、全く効かなかったりという事例が散見されました。

中耳炎なら命に関わりませんが、例えば肺炎だと命に直結する。

抗生物質は本当に必要な患者にだけと思うようになった」と当時を振り返ります。

実は日本では、抗菌薬の大部分が入院患者にではなく、かぜなどで訪れる外来患者に処方されているんです。

ウイルスか?  細菌か?  それが大事

検査の画像は、患者にも見せています。取材に訪れた日、のどの痛みと微熱、黄色い鼻水が出るという、40代の男性が診察を受けに訪れました。

検査したところ、画像には白血球は見られるものの、問題となる菌は見つかりませんでした。

前田医師は、細菌ではなくウイルス性のかぜと判断し、男性に「抗生物質は必要ありません。炎症を抑える薬で様子を見ていきましょう」と説明しました。

実は、かぜは、細菌よりもウイルスが原因であることが多く、しかも抗菌薬は、もともとウイルスには効かないのです。

男性は「細菌が原因でないことがわかって良かったです。むだに飲む薬がなくなっていいと思う」と話していました。

細菌がいたって元気なら処方なし

細菌が原因だと推定されても、患者が元気であれば、抗菌薬を処方せず様子を見ます。

この日、鼻水が長引き、少し咳が出る8か月の赤ちゃんが来ていました。検査をすると、「インフルエンザ菌」と呼ばれる細菌が原因の可能性が疑われました。

「インフルエンザ菌」は、まれに乳幼児に敗血症や髄膜炎を起こすこともある細菌です。

前田医師は、母子手帳でインフルエンザ菌による髄膜炎を予防するワクチンを打っていることも確認したうえで、次のように説明しました。

「菌がいましたけど、前回よりましな気がするし、そんなに悪くなっていないので抗生物質を出さずに、鼻水を吸っていきます。熱が出てきたとか、中耳炎になったとか、悪化した場合は、抗生物質の出番になってくるかと思います」

細菌がいたって元気なら処方なし

どうしても必要な時は…

さらに、抗菌薬が必要な場合でも、耐性菌をできるだけ生まないよう薬を選んでいます。

同じ日、13歳の男の子が、とてもしんどそうな様子で受診していました。

39度を超える熱があり、鼻水や咳、のどの痛みを訴えていました。検査の結果見えたのは、「肺炎球菌」。

前田医師は、肺炎を疑い、男の子は呼吸器に持病もあることから、肺炎球菌を“ターゲットにしぼった抗菌薬”を処方することにしました。

抗菌薬を途中で飲むのを止めたりすると、生き残った菌が耐性菌になるおそれがあるため、前田医師は「ペニシリン系の抗生物質を出しますので、量が多いけど頑張ってしっかり飲んで。帰ったらきょうの分、すぐ飲んで下さい」と、忘れずに飲むように指導しました。

抗菌薬6分の1に

抗菌薬の処方を慎重に行ってきた前田医師。抗菌薬の使用量は、12年間で6分の1に減り、治療期間も短縮したと言います。

前田医師は「こういう小さなクリニックですが、特にかぜに関しては、最前線の病院です。一番診る数も多いですし、少しでも耐性菌の脅威を減らすために、極力、抗生物質を出すのを控えて、診療していくことが大事だと思っています」と話しています。

厚労省”かぜの多くは抗菌薬不要”

厚生労働省が今月公表した手引きには、乳幼児以外、小学生以上の子どもと成人の、かぜと下痢への抗菌薬の対応について書かれています。

その中には、かぜには多くの場合、抗菌薬は不要であることが明記されています。

また、抗菌薬が必要なのは、どのような状態の時なのか、そして必要な場合も、耐性菌をできるだけ作らないために、どの抗菌薬を使うべきかが、細かく記されています。

前田医師が実践してきた内容が盛り込まれているのです。

手引きは、外来診療を行う医師向けに書かれていますが、細菌とウイルスの違いや、なぜ不要な場合には抗菌薬を飲まない方がいいかなどについて、患者の私たちにも分かりやすく説明されています。

対策とらねば1000万人死亡

イギリスの研究機関は、耐性菌に対して、何も対策がとられなければ、2050年には、世界で年間1000万人が耐性菌によって死亡すると推計しています。

その数は、がんで死亡する患者より多いというのです。耐性菌で死亡するというのは、どういうことなのか?。

なかなかイメージできないかもしれませんが、例えば、何かの手術を受けたり、がんなどの治療で免疫力が低下したりした際に、耐性菌による肺炎などを起こすと、使える薬がほとんどないために、命に関わることになります。

耐性菌によって、これまで治せたはずの病気が治せなくなるおそれがあるのです。

私たちが気をつけること

いざという時に使える抗菌薬がないということにならないためにも、私たち自身も気をつけるべきことがあります。

それは、医師に自分から「抗菌薬をください」と求めないことです。

患者から求められると、必要がないと思っても処方してしまうという医師もいるからです。

また、家に残してあった抗菌薬を、自分の判断で飲んだり、他の人にあげたりしてはいけません。

抗菌薬は、医師の指示に従って、必要な時だけ使う。

安易に頼らないということを、私たちも心がけるべきだと思います。

世界を救うためにも

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抗菌薬とは

病気の原因となる
細菌に「対抗」する薬。細菌が増えるのを抑えたり、殺す作用があります。。ウイルスには効きません。。抗菌薬のうち、微生物からつくられたもの(青カビから作られるペニシリン薬が代表的)を抗生物質といいます。。けれど現代は化学的に合成された合成抗菌薬も多数あるので、総称して「抗菌薬」と呼んでいます。。細菌が原因の病気のときは、「何の菌なのか」を見極め、それに効果のある抗菌薬を選択するのが医師の大事な仕事。。そして、処方されたときは、処方された分をきちんと最後まで用いることが大切。。途中でやめてしまうと、また菌が活発になる心配があります。。最近は、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌のこと)など、抗菌薬に抵抗力をもった「耐性菌・たいせいきん」の出現が大きな問題となっています

 

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2017年6月 3日 (土)

『更年期障害』 複雑な症状に惑わされるな 2017年06月03日

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※- 『更年期障害』 複雑な症状に惑わされるな 2017年06月03日

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6月03日、NHK website ‐: いきなりですが問題です。病気に詳しい看護師。

その看護師が自分に症状が出ながら2年半気づかず、看護師を診察した5人の医師もわからなかった病気はなんでしょうか。

正解は…更年期障害

結構こわい更年期障害の真実です -(NHK報道局・中川早織)

”『めまいにおう吐』 →異常なし”

看護師をしながら4人の子どもを育ててきた森永ゆみさん。

体に異変を感じたのは5年前、48歳の時です。

突然のめまい、そしておう吐。看護師の経験から脳卒中を疑います。

一刻を争うと思い家族に付き添われてふらふらで救急外来に。

精密検査を受けました。 その結果は… “異常なし”。

異常なし、異常なし、異常なし…

「めまい」の症状から耳鼻科の受診を促されて足を運びますが結果は “異常なし”。

そのあともさまざま症状が出てきます。

食欲不振となり内科へ  “異常なし“。

股関節が痛くなり、当然のように整形外科へ “異常なし”。

両手の痛みで、リウマチ内科へ  “異常なし”。

5つの診療科を受診しても医師の診断は、“異常なし”なのです。

”仕事・子育・親の世話”

「調子が悪いのに、こんなに症状があるのになんで異常がないのだろう。どうしたらいいかわからなかった」

当時の困惑した気持ちを話す森永さん。

調子が悪いのに加えて、働き盛りで重要な仕事もたくさんありました。

また4人の子どもを育てていかなければいけない。

さらに離れて暮らす親の看病。こうした状況も体や心に影響していきました。

その様子に最も戸惑っていたのは森永さんのすぐそばの人でした。

取っ組み合う母と子

夫の健司さんです。転勤などもあり、頼れる親族がいない時でも、夫婦で協力して子どもを育ててきました。

当時のゆみさんは「ぼくが仕事から帰宅すると妻が疲れてソファで寝ていたり、それもべたーと倒れるようだった」そうです。

そして「急に怒り出すんです。そのうえ娘と取っ組み合い、殴り合いのケンカですよ。こう(手を大きく横に振る)手が出るんです」。

それまでは考えられない光景が目の前で繰り広げられます。

ゆみさんの具合が悪いことから健司さんも仕事を休むことが出てきます。

インタビューの途中、健司さんは口を押さえ、しゃべれなくなりました。

質問をしても手でさえぎりました。「すいません・・」とだけ言いながら泣いていました。 口をぎゅっと結んで。

「出口の見えないトンネルに家族で入ったようでした。限界を感じながら日々を過ごすのが精いっぱいでした」。

女性ホルモンが…ない

森永さんの不調の原因がわかったのは、偶然でした。

たまたま、健康診断を受けた婦人科。血液検査をしたところ、70以上あると安定すると言われる女性ホルモンの値。

それがほぼないという結果で診断は“更年期障害”。

辞書によると「《更年期障害》卵巣機能の低下のためホルモンのバランスが崩れて現れる種々の症状」です。

閉経前後に女性ホルモンが急激に減るのが主な原因。

森永さんは「婦人科系の病気とは無縁だったので、更年期障害は大丈夫だという思い込みがありました。

不調の原因が全部女性ホルモンだなんてという感じです」と当時を振り返っていました。

たった1枚の貼り薬で

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森永さんが受けた治療は女性ホルモンを補充するもので、1日おきに、1枚の貼り薬をお腹に貼る、それだけで症状がうそのように改善していきました。

「水やりを忘れた花が、水をもらってぐっと起き上がってくるようでした。更年期を理解していればつらい日々を送らずに済んだのかもしれません」、悔やむ気持ちをそう語っていました。

状多すぎ!

更年期障害が、それだとわかりにくいのは、その症状の多さにあり、それだけで50種類近く。

よく知られているイライラやほてりだけでなく、関節痛や腰痛、口の渇きや耳鳴りもあるのです。

私、知りませんでした。女性ホルモンは全身に関わるため、症状も多岐にわたるそうです。

現代女性を襲う四重苦

今の女性の更年期障害、それを四重苦と表現した人もいます。

NPO法人「女性の健康とメノポーズ協会」の三羽良枝理事長です(メノポーズは更年期のこと)。

ここで週に2回行われる電話相談には年に2000件を超える相談が寄せられます。

“症状がひどく、育児と両立ができず退職した”“義理の父親の介護も重なり大変つらい”三羽さんは「働く女性が増え、出産が遅くなっています。

今の女性は更年期の時期に『子育て』、『親の介護』、『仕事』、『更年期障害』のつらさが重なり、四重苦です」と言っていました。

正しく知って“更年期”

森永さんのような女性を減らしたいと活動を始めた女性たちのグループもあります。

年期障害について学び、「メノポーズカウンセラー」という民間資格を取った人たちで、更年期の症状や治療方法を知らせるフリーペーパーの発行を始めています。

小さめの手に取りやすいデザインにして、医療機関、美容サロンなどに置いています。

フリーペーパーの編集長でメノポーズカウンセラーの越川典子さんの「更年期を過ぎても、何十年という人生が待っている。いかに早く対応するかで人生が大きく変わってきます」という言葉が印象的でした。

取材を終えて

取材チームで、こんな会話がありました。

「更年期っていうと、なんかもう“枯れた”って思われてしまう。おかしいよね」そう、そのとおり。おかしいです。

更年期の“更”の字は、“あらためる”という意味があります。

人生の折り返し地点で、これからという時期です。

不調があれば婦人科などを受診して相談してみてください。

折り返し地点をうまく通り過ごせるかもしれません。

そして時には不調に耐えられない時もあるかもしれません。でも、メノポーズカウンセラーの人が言ってました。

「私、子どもたちに“もしイライラしてたらごめんね。それ私のせいというよりホルモンのせいだから”と伝えておいたんです。家族で共有していくということ、すごく大事と思います」

「更年期=人生の折り返しの不調を乗り越えて次に向かう時期」、私の辞書にはそう書いておこうと思います

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