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2012年5月19日 (土)

「甲状腺クリーゼ」・実態解明:和歌山県立医大 2012年05月19日

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※- 「甲状腺クリーゼ」実態解明和歌山県立医大 2012年05月19日

5月19日、website- : 和歌山県立医大の赤水尚史教授(内分泌学)らの研究グループは、厚生労働省が難治性疾患に指定している「甲状腺クリーゼ」について、世界初とされる大規模な疫学調査を行った。

その結果、発症実態の解明と診断基準を確立したことを明らかにした。

研究内容は米国の甲状腺学会誌に掲載され、赤水教授は「診断基準を示せたことで早期診断が可能になる」と説明している。

甲状腺クリーゼは、甲状腺が突然、機能しすぎるようになる難病。

38度以上の発熱のほか、意識障害、けいれんといった中枢神経がおかされた症状があらわれ、治療が遅れれば死に至るケースもある。

全国に約1500人の患者がいるとされるが、詳細な疫学調査は国内外ともに行われたことがなく、詳細な実態は明らかになっていなかった。

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赤水教授は日本甲状腺学会や厚労省の研究班などと共同で、2004年から全国の医療機関を対象とした調査を5年間かけて実施。

その結果、国内での発症数は年間150人以上で、致死率は10パーセントを越えることがわかった。

また、発症の要因として、甲状腺疾患の治療中断や感染症の発病が引き金になるほか、強いストレスも関係していることを突き止めた。

今回の研究を掲載した甲状腺学会誌「サイロイド」(電子版)は、甲状腺クリーゼについての疫学調査は世界初の取り組みだとした上で、「日本から世界に発信される貴重な臨床データ」と高い評価を下している。

赤水教授は6月に米国の学会で研究結果を発表する予定。

今後、発症メカニズムの解明や、治療指針の確立を目指す、「1人でも多くの命が救われてほしい」と話している

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