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2010年7月 7日 (水)

細胞運動のブレーキ仕組み解明

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※- 細胞運動のブレーキ仕組み解明 - 名大院チーム

 

細胞が運動する時にブレーキの役目を果たす「アクチンキャッピングタンパク質」(CP)を制御する仕組みを名古屋大大学院理学研究科の武田修一研究員、前田雄一郎教授らのグループが解明し、6日付の米科学誌電子版に発表した。

 

こうした仕組みを利用して細胞運動を制御できるようになれば、がん細胞の転移や、心臓肥大が抑制できる可能性があるという。

 

グループによると、霊長類や哺乳(ほにゅう)類の細胞は「アクチン」というタンパク質を原動力に動く。

 

CPは、このアクチンに結合して細胞運動にブレーキをかける役割を果たすが、これまでブレーキを制御する詳しい仕組みは分からなかった。

 

グループは、CPに働きかけてブレーキの強さを制御する「V-1」と「カーミル」の2種類のタンパク質に着目。

 

大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)で、働きを解析した。

 

その結果、V-1はCPがアクチンに結合するはずの場所にくっつき、CPがくっつけないようにしてブレーキの働きを抑制していた。

 

カーミルは、CPを強力に束縛してアクチンから引き離し、ブレーキが利かないようにすることが判明。

 

それぞれがCPの働きを制御する仕組みが、初めて解明できた。

 

武田研究員は「細胞運動を研究する上で、非常に重要な成果」と話す

 

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