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2010年1月26日 (火)

体内時計、細胞分化後2週で始動

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※- 体内時計、細胞分化後2週で始動  万能細胞使い阪大が実験

 
大阪大学の八木田和弘准教授らは、睡眠リズムや血圧などの調節にかかわる「体内時計」が形成される仕組みを突き止めた。

 

マウスの万能細胞を使った実験で、細胞が分化してから約2週間後に働き始めた。

 

新型万能細胞(iPS細胞)などを使った再生医療研究に役立つ成果。米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。

 

体内時計は生殖細胞を除く全身の細胞にあり、一生を通じて約24時間周期でリズムを刻む。

 

これが乱れると不眠症や高血圧などを招く。

 

研究チームは体内時計が働いていないマウスの万能細胞の胚(はい)性幹細胞(ES細胞)で、体内時計が受精後のどの分化段階で働き出すか調べた。

 

ホタルの発光遺伝子を組み込み、ES細胞で時計遺伝子の動き具合を観察した。

 

「Bmal1」など2種類の時計遺伝子は、ES細胞が分化してから約2週間後に働き出した。

 

一方、体細胞からiPS細胞を作ると体内時計の働きがいったん失われるが、分化させると2週間後には動き始めた。

 

万能細胞は再生医療に応用が期待されるが、移植後にがん化する恐れがあり、安全な細胞を事前に見分ける必要がある。

 

がん細胞では体内時計に異常があるケースが多く、体内時計が働く細胞だけを移植すれば、再生医療の安全性が高まる可能性がある

 

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