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2008年11月17日 (月)

がん治療法に期待 - 東北大

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※- がん治療法に期待 - 東北大

 

特定タンパク質発見 

 

東北大大学院医学系研究科の五十嵐和彦教授(生化学)らのグループは16日、

 

特定のタンパク質が、がん抑制遺伝子に結び付き、がん化を防ぐ働きを阻害することを発見したと発表した。

 

グループは「がんの進行を遅らせる治療法の開発にもつながる」としている。

 

細胞は分裂を繰り返して増殖するが、一定の回数に達すると増殖が止まり、「細胞老化」を起こす。

 

細胞老化には、がん抑制遺伝子の「p53」が関与。

 

p53は無制限に増殖を続けるがん細胞の老化を促し、がん化を防ぐ働きを持つ。

 

五十嵐教授らは、細胞の分化などにかかわるタンパク質「バック1」を欠損させたマウスの細胞を試験管で増殖させ、通常のマウスの細胞と比較。細胞の老化の状態を調べた。

 

通常のマウスにもp53が働き、20日ほどで細胞の増殖は止まったが、バック1が欠損したマウスはp53の活性化が早く、半分の10日で細胞老化を起こした。

 

グループはタンパク質の解析などでバック1がp53と結合して細胞の老化を抑制することを発見。

 

バック1の活性度が高いとp53の働きが阻害され、がん化を促進するとみられる。

 

p53の働きを調節するタンパク質が確認されたのは初めてという。

 

五十嵐教授は「p53に変異のないがんの場合、バック1を調節することで、がん化を防ぐことができる可能性がある」と話している。

 

研究成果は16日の米学術誌電子版で発表した

 

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