2017年11月 1日 (水)

急増する梅毒患者 = 4.568人 2017年10月31日

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※- 急増する梅毒患者 = 4.568人 2017年10月31日

梅毒患者、現行統計で年間過去最多の=4.568人

10月31日、NHK website-:性感染症の梅毒について、ことし全国の医療機関から報告された患者の数は今月22日までに=4.568人と、現在の統計を取り始めた平成11年以来、年間の患者数として最も多くなりました。

専門の医師は「不特定多数との性交渉を避け、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と呼びかけています。

梅毒は細菌による感染症で、性的な接触などによって感染して発疹などの症状が出て、放置すると血管が破裂する原因になるほか、妊娠中の母親が感染すると子どもに重い障害がおきるおそれがあります。

国立感染症研究所によりますと、ことしに入って今月22日までに全国の医療機関から報告された梅毒の患者数は=4.568人と、現在の方法で統計を取り始めた平成11年以降の19年間で、年間の患者数として最も多くなりました。

都道府県別にみると
東京都が1423人
大阪府が= 624人、
愛知県が= 277人、
神奈川県= 258人などとなっています。

去年の同じ時期と比べて患者数が大幅に増えた都道府県もあり、岡山県では去年より=4.3倍の135人、広島県では=2.9倍の109人などとなっています。

梅毒の年間の患者数は昭和20年代には=20万人程度とされていましたが、抗生物質の普及とともに減少傾向を示し、平成9年には=500人程度になりましたが、6年ほど前から(2011年)再び増加に転じています

梅毒の診療を長く続けているプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「風俗産業に関わる人で増加し、最近では一般の若い女性や主婦でも増えている。

梅毒は感染の初期は症状に気付きにくい特徴があり、不特定多数との性交渉を避けるとともに、不安に思ったら医療機関を受診してほしい」と話しています。

< 梅毒 初期は発熱や痛みなく >

梅毒は主に性的な接触で感染する細菌性の感染症です。

感染してから 3週間 から 6週間 の初期には、はっきりした症状が現れない潜伏期間があります。

その後、梅毒の原因となる菌が侵入したところに潰瘍ができたり、リンパ腺が腫れたりしますが、発熱や痛みがないのが特徴です。

これらの初期症状は治療をしなくてもしばらくするとなくなってしまいます。

感染から 3か月程度 たつと、全身や手のひら、それに足の裏などに「バラ疹」と呼ばれる 赤い発疹 がでるほか、発熱 体のだるさを 感じるなどの症状が出ますが、ほかの皮膚病と区別しにくいうえ、多くの場合、時間がたつとこうした症状も治まってしまいます。

そして感染から 2年 から 10年程度 が経過すると体に大きな腫瘍ができたり、血管の大動脈が破裂したりするほか、神経がまひして体が思うように動かなくなるケースもあるということです。

治療法がなかった戦前は体中に大きな潰瘍ができたり、死亡したりするケースもありましたが、抗生物質ペニシリンが開発された結果、治すことができるようになり、死亡する例はほぼなくなりました。

しかし、症状が出ていない時期でも性的な接触でほかの人に感染させる可能性があり、多数の人と性的な関係を持つことで感染を拡大させることが懸念されています。

また、妊娠中の女性が感染するとおなかの中の胎児にも感染し、生まれた赤ちゃんに重い障害が残るケースもあります。

感染を防ぐためには不特定多数の人と性的な接触をしないほか、感染していないか定期的に検査を受けること、それにコンドームを正しく使うなどして予防することが大切だとされています。

性感染症を長く診療してきた東京・新宿区にあるプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「症状が出てもしばらくしたらなくなったり、全く症状がなかったりと、梅毒は自分で気付きにくいのが特徴だ。

これまで患者が少なかったため梅毒を診断したことがない医師もいるので、不安なことがあれば、なるべく経験が豊富な専門の医師にかかってほしい」と話しています。

< 患者数 平成23年ころから再び増加 >

梅毒は、国内では昭和20年代に=20万人を超える患者がいたとされ、症状が進行して死亡するケースも少なくありませんでした。

しかしその後、抗生物質が普及して薬で治るようになると患者数は減少傾向になり、平成9年には年間の患者数が=500人を下回ったとされてきました。

こうした状況は10年以上続きましたが、平成23年ころから再び増加に転じ年間の患者の報告数は平成25年に=1.228人と1.000人を超え、おととしには=2.690人となり、去年は=4.559人と増えていました。

ことしも増加傾向が続いていて、今月22日までに4.568人と、すでに去年1年間の患者数を上回り、平成11年に現在の方法で統計を取り始めてから最も多くなりました。

プライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師によりますと「患者の絶対数は男性が多いが、若い女性の患者も増えている。

性風俗産業の従事者が多いが風俗店の利用者を通じ、性風俗産業と関係の無い一般の人にまで感染が広がるケースもあり、自分は無関係と思わず予防をしてほしい」と話しています。

< 夫から感染 「まさか自分が」 >

東京都内に住む50代の会社員の女性は、先月ごろから微熱とだるさを感じるようになったといいます。

かぜかと思い医療機関を受診しましたが、処方された薬を飲んでも症状は改善しなかったということです。

そのうち全身に赤色の発疹が突然現れ、不思議に思っていたところ、長期の出張をしている夫から「梅毒と診断された」と告げられました。

そして、性感染症の専門医院で検査を受けたところ梅毒に感染していることがわかりました。
赤い発疹は、感染から2か月くらいで現れる梅毒特有の症状でした。

この女性は「性感染症については一通りの知識があったが、梅毒は昔の病気だと思っていてまさか自分がかかるとは想像もしていなかった。

体調にも気を使っていたのに2か月も気がつかなかったのが信じられない」と診断を受けた当時のことを話しました。

この女性が夫に事情を問いただしたところ、数か月前、夫が性的なサービスを提供する風俗店を利用し、そこで感染した可能性が高いことがわかりました。

女性は、「自分には一生関係がないと思っていた性感染症になったのは本当にショックで、まだ心の整理がつかない。

自分のように梅毒とは関係がないと思っている人も、知らないうちに感染する危険があることを多くの人に知ってもらい、これ以上感染する人が増えないようにしてほしい」と訴えていました。

女性は抗生物質を服用する治療をおよそ1週間前から行っていて、あと7週間程度薬を飲めば治る見込みです。

治療にあたったプライベートケアクリニック東京の尾上泰彦医師は「責任ある行動をとらないと梅毒をはじめとした性感染症を広げてしまうことがある。

信頼している相手でも感染予防をすることが大事で、交際を始める時や結婚する時、あるいは妊娠を考えている時など、節目節目でお互いが性感染症の検査をして安心して関係性を進められるように『節目検診』をすることも勧めたい」と話しています

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2017年10月 1日 (日)

ヨモギが癌細胞を死滅させる! 2017年09月30日

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※- ヨモギが癌細胞を死滅させる! 2017年09月30日

 

記事は2015年05月16日

ホリスティック・ヘルスコーチング の ソフィアウッズ・インスティテュートから【ヨモギ癌細胞を死滅

『Life Sciences, Cancer Letters and Anticancer Drugs』

研究論文によれば、東洋医学(漢方)で古来から薬としてもちいられることもある、ヨモギから抽出される、アルテミシニン(artemesinin)と呼ばれる成分が、健康的な細胞1つに対して、1万2,000個もの癌細胞を死滅させたと報告しています。

「アルテミシニンは、ただそれだけでも、健康的な細胞の約100倍もの癌細胞を選択的に死滅させることができるだけでなく、抗がん剤よりも34,000倍も正確に癌細胞だけを死滅させることができます。」とワシントン大学の研究チームのリーダーであるヘンリー・ライ博士は言います。

ヘンリー・ライ博士のチームは、アルテミシニンの癌死滅能力を更に高めるために、癌細胞がもつ鉄分への食欲を利用して、アルテミシニンに鉄分(トランスフェリン)を結びつけた化合物を開発しました。

周りにくっつけたトランスフェリン自体はニュートラルな成分なので、癌細胞は疑いもなく化合物を受け取ります。

でも、中にはアルテミシニンが隠れているので、この化合物は、トロイの木馬のように、癌細胞の中に入り込み、癌細胞を破滅させるように効率的に働くのです。

この化合物は、既に特許を取得していますが、まだ人間への投与、つまり臨床試験には至っていません。

でも、ヨモギそのものは、非常に鉄分の多い野菜・ハーブです。野菜では2番目の多さです。

鉄分の多い食品』 ヨモギから、わざわざアルテミシニンを抽出して、鉄分を戻すようなことをしなくても、ヨモギそのものを結局食べたらいいんじゃないの?

ホールフード(丸のままの食品)を食べることを勧めるホリスティック(代替医療)ヘルスコーチとしては、思わずにはいられません。

食品はちゃんとそれ自体で理に適った形で存在しているんです。

ひとつひとつ、ミクロ要素に分解して考える西洋医学と、全ての要素の融合体のシナジーで考える東洋医学・代替医療の違いなんでしょうね。

古代の人々が、アルテミシニンやトランスフェリンについて知っていたとは思いませんが、昔から薬として用いてきた草ですから、生活の中で、ヨモギに健康維持の力、傷ついた遺伝子や遺伝子複製の誤り(=癌)を正す効果があることに、気がついていたってことですよね。

ヨモギの旬は4月下旬から5月上旬です。

是非、この時期、ヨモギ餅やヨモギを使ったお粥など、召し上がってみてくださいね。

旬のものは、旬の時期に食べてこそ、その効果が最大限に発揮されるのですから、きっと、ヨモギがこの時期に旬を迎えることには、私達への健康にとって大きな意味があるはずです。

 

追記:ヨモギをそのまま食べても、癌細胞はヨモギの鉄分のみを吸収し、アルテミシニンを吸収しないのではないかとのお問い合わせを受けました。そのため、少し調べてみました。

アルテミシニンは、その分子中にエンドペルオキシド・ブリッジ(endoperoxide bridge)と呼ばれるものを持っており、それが選択的に鉄イオンと結合し、フリーラジカル(殺細胞作用)を発生させる仕組みをもっているとのことでした。

つまり、ヨモギの中には、アルテミシニンと鉄が存在していますので、この二つは、アルテミシニンのエンドペルオキシド・ブリッジによって、既に結合して存在していると考えるのが普通だと思われます。

また、上で紹介した抗がん剤よりも前に開発されたアルテミシニンを使った抗がん剤においては、アルテミシニン製剤の投与(注射)4時間前に、患者に鉄分や鉄の吸収を促進させるビタミンCを(経口)服用させることで、アルテミシニンと鉄分の体内での結合を促させ、癌細胞にその両方を取り込ませるという手法がとられています。

アルテミシニンと鉄分を別々に摂取しても、ある一定の抗がん作用があるのですから、既に、アルテミシニンと鉄分が結合して存在しているヨモギを食べる方が、やはり、簡単ではないかと思われます。

もちろん、ヨモギを食べたら癌が必ず治るとは申しません。

でも、勇気がもてる情報ではないでしょうか

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2017年9月11日 (月)

不妊治療の体外受精件数・過去最多42万件超 2017年09月11日

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※- 不妊治療の体外受精件数・過去最多42万件超 2017年09月11日

9月11日、NHK website -: 不妊治療のために精子と卵子を体の外で人工的に受精させる体外受精のおととしの国内の実施件数は42万件を超え、これまでで最も多くなったことが日本産科婦人科学会のまとめでわかりました。

体外受精を行った女性のおよそ4割は40歳以上が占めていて、専門家は「若い年齢で子どもを産める環境作りを急ぐ必要がある」と指摘しています。

日本産科婦人科学会では、不妊治療のために精子と卵子を体の外で人工的に受精させる体外受精について、全国の医療機関から報告されたおととしの実施件数をまとめました。

その結果、体外受精は、顕微鏡を使って精子を卵子に注入する顕微授精も含めると、42万4100件余りと、前の年から3万件以上増え、これまでで最も多くなりました。

この体外受精で生まれた子どもの数は、おととし生まれた子ども全体のおよそ20人に1人にあたる5万1000人余りで、前の年からおよそ3700人増えて過去最多となりました。

一方で、体外受精の実施件数のうち出産に至った割合は11.7%と低い水準にとどまっています。

体外受精を行った女性を年齢別でみると、40歳が最も多く3万8000件余りで、40歳以上が全体のおよそ4割を占めています。

イギリスやフランスなど多くの国では、40歳以上で体外受精を行う人は全体の2割程度にとどまっていて多くは30歳代までに実施しています。

「より早い時期に治療を」

国内での体外受精は、34年前の昭和58年に初めて出産した例が報告され、その後、晩婚化などを背景に年々増加してきました。

日本産科婦人科学会がおととしの件数をまとめると42万4151件と、統計を取り始めた昭和60年以来、初めて40万件を超え、これまでで最も多くなりました。

また、体外受精で生まれた子どもの数は前の年からおよそ3700人増えて5万1001人と過去最多となり、その年に生まれた子どものおよそ20人に1人が体外受精で生まれた計算となります。

昭和60年からおととしまでに体外受精で生まれた子どもの数は合わせて48万2000人余りに達しています。

体外受精を行った女性を年齢別に見ますと、40歳が3万8000件余りと最も多く、40歳以上が全体のおよそ4割を占め、このうち50歳以上で実施したケースも470件余りありました。

体外受精を行った女性のうち、出産にいたった割合を年齢別にみると、20歳代では20%前後ですが年齢とともに減少して、34歳で18.9%と20%を下回り、40歳になると9.1%と、10%を下回ります。

また、体外受精で妊娠してもその後、流産した割合は年齢とともに上昇し、39歳で30%、41歳でおよそ40%となっています。

一方、生殖医療の国際研究機関の報告によりますと、イギリスやフランスなど多くの国では、40歳以上で体外受精を行う人は全体の2割程度にとどまっていて多くは30歳代までに実施しています。

埼玉医科大学の石原理教授は、「日本は、理想的な年齢より高い年齢で不妊治療を始めているために、結果としてなかなか子どもができず繰り返し治療を受けなければいけない状況になっている。さまざまな啓発活動をしてより早い時期に治療を開始できるようにする必要がある」と話しています

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2017年7月13日 (木)

『 ヒアリ 』に刺された経験者! 2017年07月12日

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※- 『 ヒアリ 』に刺された経験者! 2017年07月12日

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強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」が、神戸港で国内で初めて確認されてからおよそ1か月。

名古屋港や東京の大井ふ頭などでも「ヒアリ」が相次いで見つかり、不安が広がっています。

ファイアー(火)アント(アリ)」と呼ばれるこの種類の毒アリ

人が刺されるとアレルギー反応を起こして死に至ることもあるこのアリに私は24年前、刺されました。( NHK長野局・小口佳伸記者 )

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< アリはフロリダにいた >

「チクッ」。最初はその程度の痛みでした。

しかし、次第に左足が腫れ上がり、ドーム型の大きな水ほうが出現。医師はそれを見て、私に「ファイアーアントだ」と言いました。

それは24年前の1993年。 高校1年の7月のことでした。

当時、長野県松本市の高校に通っていた私は、その年の9月から、アメリカのフロリダ州に2年間留学しようと考え、その前の7月に、1か月間、フロリダ州サドルブロックの留学先に体験入学をすることにしました。

夏の気温が30度を超え、湿度も90%を超える、うだるような暑さが続く場所でした。

フロリダでの生活を始めて2週間ほどが過ぎた晴れた日の夕方のこと。

留学先の敷地内で友人がテニスをしているのをテニスコート脇の草が生えている小道で見ていたときに異変は起きました。

突然、左足のすねに針で突かれたような痛みを感じたのです。すぐにパッと左足を見ると、小さなアリがいました。

米粒くらいの小さな赤いアリでした

自然が豊かなフロリダ州では、巨大なヤモリが壁をはっていたり、カナブンほどの大きさのハエが飛び回るなど、大きなサイズの生き物をよく見ていたため米粒ほどのアリには驚きはしませんでした。

ただ、見たことのない色のアリが自分の足にはっている気持ち悪さから、反射的にすぐに手で払いました。

刺されたこと自体も一瞬の出来事でしたので特に気になりませんでした。

すぐに手で払ったことが最善の対応だったのですが、その直後から苦痛が始まりました。

< 腫れあがる足・巨大な水ほう >

20170712

刺された直後は何ともなかった左足のすねが、次第に熱を持って腫れ始めたのです。

翌朝になると、症状はさらに悪化していました。

左足は「重い」と感じるほど、足首からひざくらいまでの広範囲に腫れあがり、刺されたすねには、直径10センチほどのドーム型の水ほうができていました。

これはただ事じゃないと思い、現地のカウンセラーに言って、病院に連れて行ったもらったところ、医師は驚いた様子も見せず、「ファイアーアントによるものだ」だと言いました。

「ファイアーアント?」 何のことだかよくわかりませんでしたが、医師の話から毒を持つアリに刺されたんだということだけは理解できました。

< 病院での処置 >

病院では、ただちに直径10センチの水ほうをナイフのような器具で割り、中の膿を出す処置を施されました。

その後、別室に移され、女性の看護師から長さが30センチくらい、直径が太巻きくらいある太い注射を打たれました。

当時の私は、毒を持ったアリよりも、その注射器の太さの方が恐ろしく感じましたが、看護師が慣れた手つきで処置してくれたので、「ああ、フロリダではよくあることなんだ」と思い、言われるがまま病院で処置を受けました。

当時は、何の注射だったのかはわかりませんでしたが、今回、ファイアーアントの取材を進める中で環境省の担当者に聞いてみたところ、「その注射はアナフィラキシーなどのショック症状を起こさないようにするための注射だったのではないか」と言われ、いまさらながら怖くなりました。

病院で処置を受けたあとは、うみを出した後の患部を中心に、やけどをしたようなヒリヒリした痛みが数か月も続きました。

日本に帰ってきてからは、普通の生活を送ることができましたが、水ほうができた場所は円形の黒い痕が、その後、何年も残りました。

< 一般的な症状は >

環境省によりますと、ヒアリやアカカミアリに刺されたときの症状は人によって異なるということです。

毒の成分は、アルカロイド系の強い毒で、ケシなどが持つ毒と同じような成分です。

症状が軽い場合は患部が腫れて水ほうができる程度で、私の場合がまさにこの症状でした。

ただ、症状がより重くなると刺された直後に、ふらついたり、視野が狭くなったりするほか、じんましんなどが出ることもあるということです。

さらに重くなるとショック症状をおこして死に至ることもあり、アメリカでは死者も報告されています。

< 一般的な症状・毒アリの習性 >

環境省によりますと、このアリは、まず、かんで身体を固定させてから、腹や尻の毒針で刺すというということです。

私の場合は刺されたのを見てすぐに手で払ったので、何度も刺されることはなく、重い症状にならずに済みましたが、気付くのが遅れていたらと思うとぞっとします。

このアリは、公園の芝生や草原、それに砂地の公園で巣を作る性質を持っているほか、農地や公園など開放的な場所を好むといいます。

また巣は、土が盛り上がったようなあり塚を作る習性があるということです。

赤黒い色で、体長は2ミリから6ミリほど。性格は凶暴で、巣などに近づくと一気に多数のアリが襲ってくることもあるということです。

< 国内対策は >

強い毒を持つ南米原産の「ヒアリ」は、ことし5月、中国から神戸港に陸揚げされ、兵庫県尼崎市に運ばれたコンテナの中で見つかって以降、神戸港や名古屋港、それに大阪港で相次いで確認されました。

さらに今月6日には、東京の大井ふ頭に貨物船で運び込まれたコンテナから1匹が見つかりました。

大阪港と尼崎市では女王アリも確認され、環境省は見つかった場所で繁殖していた可能性もあると見て調査をすすめています

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 ヒアリの巣

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2017年6月14日 (水)

風邪(かぜ)の治療が世界を救う 2017年06月14日

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※- 風邪(かぜ)の治療が世界を救う 2017年06月14日

6月14日、NHK website -:知ってますか?恐ろしい推計があるんです。

対策をとらないとおよそ30年後、”1000万人が死亡”。

その対策が求められているのは薬が効かない「耐性菌」。抗生物質など抗菌薬を繰り返し使う中で、細菌自体が変化し出現することがあるんです。

世界を救うために、いま、”かぜ”の治療から変わろうとしています。(名古屋局・松岡康子記者)

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『わずか10分』 グラム染色って?

奈良県橿原市にある「まえだ耳鼻咽喉科クリニック」は、かぜや中耳炎などの患者が訪れる、一見普通のクリニックです。

14年前、院長の前田稔彦さんが開業しました。

ここでは抗菌薬を極力処方しないよう、診療に「グラム染色」と呼ばれる検査を取り入れています。

患者の鼻水やたんを、特殊な染料など4種類の液体を使って染めたあと、顕微鏡でのぞきます。

10分ほどで、細菌が原因かを推定することができ、検査結果をもとに、抗菌薬を処方するかどうか、どの抗菌薬を処方するかを判断します。

出発点 自身の治療への疑問

グラム染色を導入したのは、開業してまもない13年前。抗菌薬が効きにくい耐性菌の問題を知ったからでした。

病状が悪化した時の責任や、患者が来なくなってしまうおそれなどから、患者や保護者に求められればもちろんのこと、かぜや中耳炎の患者のほとんどに、抗菌薬を処方していたみずからの診療に疑問を持ったからでした。

前田医師は「中耳炎の患者さんで、一見治った感じになっても、すぐに再発したり、抗生物質を次々に変えても、全く効かなかったりという事例が散見されました。

中耳炎なら命に関わりませんが、例えば肺炎だと命に直結する。

抗生物質は本当に必要な患者にだけと思うようになった」と当時を振り返ります。

実は日本では、抗菌薬の大部分が入院患者にではなく、かぜなどで訪れる外来患者に処方されているんです。

ウイルスか?  細菌か?  それが大事

検査の画像は、患者にも見せています。取材に訪れた日、のどの痛みと微熱、黄色い鼻水が出るという、40代の男性が診察を受けに訪れました。

検査したところ、画像には白血球は見られるものの、問題となる菌は見つかりませんでした。

前田医師は、細菌ではなくウイルス性のかぜと判断し、男性に「抗生物質は必要ありません。炎症を抑える薬で様子を見ていきましょう」と説明しました。

実は、かぜは、細菌よりもウイルスが原因であることが多く、しかも抗菌薬は、もともとウイルスには効かないのです。

男性は「細菌が原因でないことがわかって良かったです。むだに飲む薬がなくなっていいと思う」と話していました。

細菌がいたって元気なら処方なし

細菌が原因だと推定されても、患者が元気であれば、抗菌薬を処方せず様子を見ます。

この日、鼻水が長引き、少し咳が出る8か月の赤ちゃんが来ていました。検査をすると、「インフルエンザ菌」と呼ばれる細菌が原因の可能性が疑われました。

「インフルエンザ菌」は、まれに乳幼児に敗血症や髄膜炎を起こすこともある細菌です。

前田医師は、母子手帳でインフルエンザ菌による髄膜炎を予防するワクチンを打っていることも確認したうえで、次のように説明しました。

「菌がいましたけど、前回よりましな気がするし、そんなに悪くなっていないので抗生物質を出さずに、鼻水を吸っていきます。熱が出てきたとか、中耳炎になったとか、悪化した場合は、抗生物質の出番になってくるかと思います」

細菌がいたって元気なら処方なし

どうしても必要な時は…

さらに、抗菌薬が必要な場合でも、耐性菌をできるだけ生まないよう薬を選んでいます。

同じ日、13歳の男の子が、とてもしんどそうな様子で受診していました。

39度を超える熱があり、鼻水や咳、のどの痛みを訴えていました。検査の結果見えたのは、「肺炎球菌」。

前田医師は、肺炎を疑い、男の子は呼吸器に持病もあることから、肺炎球菌を“ターゲットにしぼった抗菌薬”を処方することにしました。

抗菌薬を途中で飲むのを止めたりすると、生き残った菌が耐性菌になるおそれがあるため、前田医師は「ペニシリン系の抗生物質を出しますので、量が多いけど頑張ってしっかり飲んで。帰ったらきょうの分、すぐ飲んで下さい」と、忘れずに飲むように指導しました。

抗菌薬6分の1に

抗菌薬の処方を慎重に行ってきた前田医師。抗菌薬の使用量は、12年間で6分の1に減り、治療期間も短縮したと言います。

前田医師は「こういう小さなクリニックですが、特にかぜに関しては、最前線の病院です。一番診る数も多いですし、少しでも耐性菌の脅威を減らすために、極力、抗生物質を出すのを控えて、診療していくことが大事だと思っています」と話しています。

厚労省”かぜの多くは抗菌薬不要”

厚生労働省が今月公表した手引きには、乳幼児以外、小学生以上の子どもと成人の、かぜと下痢への抗菌薬の対応について書かれています。

その中には、かぜには多くの場合、抗菌薬は不要であることが明記されています。

また、抗菌薬が必要なのは、どのような状態の時なのか、そして必要な場合も、耐性菌をできるだけ作らないために、どの抗菌薬を使うべきかが、細かく記されています。

前田医師が実践してきた内容が盛り込まれているのです。

手引きは、外来診療を行う医師向けに書かれていますが、細菌とウイルスの違いや、なぜ不要な場合には抗菌薬を飲まない方がいいかなどについて、患者の私たちにも分かりやすく説明されています。

対策とらねば1000万人死亡

イギリスの研究機関は、耐性菌に対して、何も対策がとられなければ、2050年には、世界で年間1000万人が耐性菌によって死亡すると推計しています。

その数は、がんで死亡する患者より多いというのです。耐性菌で死亡するというのは、どういうことなのか?。

なかなかイメージできないかもしれませんが、例えば、何かの手術を受けたり、がんなどの治療で免疫力が低下したりした際に、耐性菌による肺炎などを起こすと、使える薬がほとんどないために、命に関わることになります。

耐性菌によって、これまで治せたはずの病気が治せなくなるおそれがあるのです。

私たちが気をつけること

いざという時に使える抗菌薬がないということにならないためにも、私たち自身も気をつけるべきことがあります。

それは、医師に自分から「抗菌薬をください」と求めないことです。

患者から求められると、必要がないと思っても処方してしまうという医師もいるからです。

また、家に残してあった抗菌薬を、自分の判断で飲んだり、他の人にあげたりしてはいけません。

抗菌薬は、医師の指示に従って、必要な時だけ使う。

安易に頼らないということを、私たちも心がけるべきだと思います。

世界を救うためにも

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抗菌薬とは

病気の原因となる
細菌に「対抗」する薬。細菌が増えるのを抑えたり、殺す作用があります。。ウイルスには効きません。。抗菌薬のうち、微生物からつくられたもの(青カビから作られるペニシリン薬が代表的)を抗生物質といいます。。けれど現代は化学的に合成された合成抗菌薬も多数あるので、総称して「抗菌薬」と呼んでいます。。細菌が原因の病気のときは、「何の菌なのか」を見極め、それに効果のある抗菌薬を選択するのが医師の大事な仕事。。そして、処方されたときは、処方された分をきちんと最後まで用いることが大切。。途中でやめてしまうと、また菌が活発になる心配があります。。最近は、MRSA(メシチリン耐性黄色ブドウ球菌のこと)など、抗菌薬に抵抗力をもった「耐性菌・たいせいきん」の出現が大きな問題となっています

 

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