2017年5月15日 (月)

有毒な『イヌサフラン』誤って食べ女性死亡・北海道 2017年05月15日

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※- 有毒な『イヌサフラン』誤って食べ女性死亡・北海道 2017年05月15日

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5月15日、NHK website -:
北海道の富良野地方に住む男女3人が、山菜の『ギョウジャニンニク』と間違えて有毒な『イヌサフラン』を食べ、80代の女性が死亡したことがわかりました。

北海道は、食用の植物と判断できない場合は絶対に食べないよう注意を呼びかけています。

富良野保健所によりますと、今月11日、富良野地方に住む80代と70代の家族3人が知人の家の敷地で採った植物をギョウジャニンニクと思い、自宅で調理して食べたところ、下痢やおう吐などの症状を訴えました。

80代の女性が死亡し、2人が今も入院しているということです。

知人の家の敷地には、ユリ科の植物で有毒なイヌサフランが生えていて、保健所は症状などから食中毒と断定しました。

イヌサフランは、広がるような葉がギョウジャニンニクとよく似ていて、誤って食べると、おう吐や呼吸困難を引き起こし、死亡することもあるということです。

北海道は、食用の植物と判断できない場合は絶対に食べないよう注意を呼びかけています

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2017年4月11日 (火)

幼い命を脅かす『百日せき』 2017年04月11日

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※- 幼い命を脅かす『百日せき』 2017年04月11日

4月10日・NHK website -: “100日もせきが続く?”

そんな特徴的な症状からその名前がついたとされる感染症、「百日せき」。

大人は軽いせき症状だけで気付かないこともありますが、十分な免疫のない1歳未満の赤ちゃんがかかると自力で呼吸ができなくなるなど、死に至ることもあります。

ただ、日本では戦後まもなく始まったワクチンの定期接種によって患者数は大きく減少し、これまで十分な対策が取られてきたと考えられてきました。

ところが専門家の最新の調査によって、年間で推計500人以上の乳幼児が、自力で呼吸ができず人工呼吸器が必要になるなど、重症となって入院している実態が初めて明らかになりました。

ワクチンで予防できるはずの病気に今、何が起きているのでしょうか。

≪ 生後、1ケ月で百日せきに ≫

「かぜ程度にしか思っていなかったのに。なんで生まれたばかりのわが子が…」 そう話すのは、宮崎市に住む原綾子さんです。

去年4月、当時、生後1か月だったまな娘の環寧ちゃんが百日せきにかかりました。

当初は鼻水やせきが中心。医師からも「かぜ」だと診断されていましたが、数日の間に、呼吸しているのかわからなくなるほど、急激に症状が悪化。

あわてて病院に向かったころ、環寧ちゃんはすでに心肺停止の状態に陥っていました。

病院で告げられた病名は「百日せき」。

重い肺炎のほか、脳の表面の血管から出血も確認され、診察を担当した医師によると「当時は命の危険にさらされていた状態だった」ということです。

懸命な治療で退院し、現在、後遺症は見られませんが、脳への酸素の供給が一時的に止まっていたこともあり、発達に影響が出ていないか、今も医師の定期的な診察が欠かせません。

当時の原さんの日記には、「気付いてあげられなくてごめんね」と、娘に謝る日々がつづられていました。 原さんは「なぜ、百日せきで生まれたばかりのわが子が心肺停止になってしまうのか、わかりませんでした。病気について知らなかった自分を責め、後悔しました」と当時を振り返ります。

≪定期接種で“対策済み”のはずが… ≫

環寧ちゃんを苦しめた百日せき。細菌性の感染症で、主に飛沫などを通じて感染し、鼻水やせきなど、かぜのような症状が2週間ほど続きます。

その後、コンコンという乾いたせきが連続し、息を吸うたびに笛のような音が出るのが特徴で、回復には数週間かかります。

戦後まもない1940年代後半には年間の患者数が10万人を超え、乳幼児を中心に発症者の10%が死亡していましたが、1950年にはワクチンの定期接種が始まり、患者数は大きく減少しました。

全国の推計の患者数はここ10年ほどでは1万人ほどの年もあり、ワクチン対策は十分整っていたと考えられてきました。

≪ 年間推計500人以上が命の危険に ≫

ところが、日本医療研究開発機構の研究班が、10の県の病院を対象に、実態調査したところ、去年1年間だけで、全国で推計500人以上の乳幼児が百日せきが重症化して入院が必要となっていたことが明らかになったのです。

このうち80人ほどが、人工呼吸器による治療を受けるなど、多くの乳幼児が命の危険にさらされていました。

調査にあたった福岡看護大学の岡田賢司教授は「本来、ワクチンで防ぐことができる病気なのに年間で推計500人以上が命の危険にさらされているという実態は重く受け止める必要がある。ワクチン対策を見直す時代にきている」と危機感を強めています。

≪ 背景にあるワクチンの“限界” ≫

岡田教授が指摘するワクチン対策の見直し、いったいどういうことなのでしょうか。

日本では、現在、百日せきのワクチンは定期接種となっていて、まず生後3か月以降1歳までに3回接種します。

続いて、3回目を接種してから6か月以上の期間をあけてさらに1回追加接種をすることになっています。

ところが、このワクチンによる免疫の持続期間は一般的に4年から12年とされています。

つまり最短4年なわけで、早ければ小学校に入学するまでにワクチンの効果が低下してしまうこともあるのです。

このため定期接種を終えたはずの家族が学校や職場などで感染し、知らず知らずの間に自宅にいる、十分な免疫を持たない赤ちゃんにうつしてしまうケースが多いと考えられているのです。

海外の研究では百日せきにかかった乳児の75%が、母親を始めとした家族など、周囲の青年や成人層が感染源となっていたとする報告もあります。

≪ 諸外国から遅れる日本・求められる対策は ≫

身近にいる家族が赤ちゃんへの感染源になってしまう百日せき。

欧米などではすでに対策が取られていて、例えばアメリカでは4歳以降に1回、11歳から12歳の間にも追加接種を行っています。

さらに周囲の家族や妊婦、乳児の世話をする機会のある成人などにも接種を推奨するなど、赤ちゃんを感染から守ることを重視した対策が行われています。

一方、日本では百日せきによる重症化の実態がわかりはじめてきたところで、国の審議会でも定期接種の見直しについて議論が行われていますが、まだ結論は見えておらず、専門家は対策の遅れを指摘しています。

≪ ワクチンで防げる病気=「VPD」≫

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百日せきのように本来、ワクチンで防ぐことのできる病気は「VPD」と呼ばれています。

「Vaccine(ワクチンで)ー  preventable(防げる)  diseases(病気)」 の頭文字で、例えば、現在、副作用の問題で日本では定期接種から外れている「おたふくかぜ」なども「VPD」の1つです。

WHO=世界保健機関によりますと2008年の1年間では世界の5歳未満の子ども150万人がVPDで亡くなったと推計されているということで、百日せきはこのうちの13%を占めています。

≪ 私たちに注意できることは? ≫

乳幼児の命を脅かす百日せきですが、ワクチンの定期接種などの制度改正は、今日、あすに変わるわけではありません。

しかし、今からすぐに私たちにできることがあります。

百日せきは過去のデータでは春頃から患者が増え始めるシーズンがあります。

これは新学期や新生活で不特定多数の人と接触する機会が多いことが原因の1つと考えられているからです。

このため、1度ワクチンを打った人は軽いせき症状で病院に行くということは少ないかもしれませんが、特に自宅に赤ちゃんがいる家庭では軽いせき症状でも百日せきを疑って病院で診察を受けることが大切です

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2017年3月18日 (土)

花粉症と特定食べ物アレルギー反応も 2017年03月18日

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※- 花粉症と特定食べ物アレルギー反応も 2017年03月18日

3月18日、NHK website -: 春本番を前に、すでに本番を迎えている花粉症。

目がかゆい、鼻水が止まらないといった症状もさることながら、「自分は何の花粉に反応しているのか」、きちんと知っていますか。

反応している花粉の種類によっては、特定の食物を食べると、さらに重いアレルギー反応が起きる場合があるとして、専門の医師が注意を呼びかけています。

今の時期に花粉症の人を悩ませているのは、主にヒノキ科のスギやヒノキです。同時に、カバノキ科のハンノキの花粉も飛散していて、症状は似ています。

そうした花粉症の人が、特定の野菜や果物を食べると、口の中やのどが、いがいがして痛くなったり、赤く腫れたりするケースがあります。

これを「花粉・食物アレルギー症候群」と呼びます。

花粉と、たんぱく質の構造が似ている食物を摂取することで、アレルギー反応が起きてしまうのです。

花粉と食物の組み合わせですが、アレルギーが専門の医師によりますと、まず、スギやヒノキでの花粉症の人はトマトを食べると、口の中や周りがかゆくなったり、赤くはれたりすることがあるということです。重篤な症状に至ることは少ないそうです。

心配なのはカバノキ科のハンノキや、シラカンバの場合で、リンゴなどの果物にも反応しますが、特に豆乳を飲んだ場合、呼吸困難といった急激なアレルギー症状の「アナフィラキシーショック」を起こす人もいるということです。

このため、専門の医師は花粉症対策だけでなく、「気をつけるべき食物の種類や調理のしかた」にも知識が必要で、少しずつ食べて様子を見たり、その食物の、たんぱく質の構造を変えるため、例えば加熱調理をするなどの工夫が大切だということです。

「自分は花粉症だ」という自覚症状はあったとしても、何の花粉に反応しているのか、きちんとした知識を持っていないと、花粉と食物の悪い組み合わせを避ける工夫にはたどりつけない、ということになります。

どの花粉に反応しているのかは、病院で血液検査などで調べることができます。

アレルギーが専門の藤田保健衛生大学の矢上晶子教授は「花粉症の種類によって反応する食物は異なり、複数の花粉に反応する人もいるため、自己判断で同じ花粉症だと思って市販の薬だけで対応するのではなく、正確な情報を得て、リスクを避けてほしい」と話しています

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2017年3月 2日 (木)

アトピー性皮膚炎 治療薬開発 2017年03月02日

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※- アトピー性皮膚炎 治療薬開発 2017年03月02日

強いかゆみ抑える効果確認

早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。

国内に数百万人の患者がいるとされるアトピー性皮膚炎は、これまでの研究で、「インターロイキン31」という物質が過剰に作られ、強いかゆみを起こすことがわかっています。

そこで、京都大学医学研究科の椛島健治教授と、ドイツやアメリカなどのグループは、この物質の働きを抑える「ネモリズマブ」という治療薬の候補を開発し、5つの国の合わせて、およそ200人の患者を対象に効果や安全性を調べる治験を行いました。

投与する量を調節し、3か月後の症状を調べると、全く投与しなかったり、ごくわずかしか、投与しなかったりしたグループは、ほとんど変化がなかった一方で、十分な量を投与したグループでは、かゆみの強さを示す指標がおよそ60%軽減され、重い副作用はなかったということです。

アトピー性皮膚炎は、これまで湿疹を抑える塗り薬などはありましたが、かゆみを根本的に治す治療法はありませんでした。

研究グループはさらに多くの患者で効果などを確認し、早ければ、2年後の実用化を目指したいとしています。

椛島教授は「かゆみを抑えることで、ぐっすりと眠れるようになるなど、生活の質の改善につながることが期待できる」と話しています

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2017年2月 8日 (水)

iPS他家移植実施へ 2017年02月08日

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※- iPS他家移植実施へ 2017年02月08日

2月08日、NHK website -: 将来の再生医療の実現に向けて大きな期待が寄せられているiPS細胞。

今月(2月)、国は、他人のiPS細胞を使って重い目の病気の患者を治療する「他家移植」と呼ばれるタイプの世界初の臨床研究の実施を了承しました。

iPS細胞の生みの親、京都大学の山中伸弥教授のグループが作った他人に移植しても拒絶反応をおこしにくい特殊なiPS細胞を使う新しい治療法です。

成功すれば治療コストを大幅に引き下げ、再生医療の普及につながると期待されています。

iPS細胞の可能性を広げる最新の研究についてお伝えします。(神戸放送局 安土直輝記者 京都放送局 春野一彦記者)

< iPS細胞の臨床研究とは >

今回のiPS細胞の他家移植の臨床研究は、「加齢黄斑変性」という重い目の病気の患者を他人の細胞から作製されたiPS細胞を使って治療するものです。

計画は、神戸市にある理化学研究所、神戸市立医療センター中央市民病院、京都大学、大阪大学の合わせて4つの研究機関や病院が共同で進めています。

対象となる加齢黄斑変性は、目の網膜が傷つく難病で、国内におよそ数十万人の患者がいると推計されています。

日本人では多くが進行の早いタイプだとされ、次第に視野がゆがんだり狭くなったりして、症状が進行すると視力が失われます。

3年前の平成26年には、理化学研究所などのグループが同じ加齢黄斑変性の患者本人の皮膚の細胞からiPS細胞を作り、網膜の組織に変化させて移植する、世界初の「自家移植」を行っています。

グループによりますと、手術から3年たっても、患者の視力の低下は止まり、症状の悪化が抑えられたとしていて、研究グループは手術は成功したと発表しています。

< なぜ他家移植なのか? >

3年前の自家移植は、世界で初めてiPS細胞由来の組織を人の体に移植する、非常に重要な手術でしたが、ただ、その際に改めて浮き彫りになった課題もありました。

自家移植では、移植のために患者本人から細胞を採取し、一からiPS細胞を作る必要があります。

このため少なくとも半年以上の期間や多大な費用がかかるのです。

実際に3年前の臨床研究では、患者が手術に同意してから実際に移植を行うまでに10か月の時間と、およそ1億円の費用がかかりました。

一方、他家移植では、あらかじめ作製されて保存されているiPS細胞が使われます。

グループによりますと、これにより今回の臨床研究は最短で1か月で移植手術が行えるということで、さらに、費用も1人あたり数百万円に抑えることが可能になるということです。

どうしてそんなことが可能なのか、秘密は京都大学が進めている「iPS細胞ストック」にあります。

< iPS細胞ストック >

iPS細胞ストックは、京都大学が4年前から始めているプロジェクトです。

日本赤十字社などを通じて、日本人の中にごくわずかにいる拒絶反応を起こしにくい特定のタイプの免疫を持つ人を探し出し、こうした人から提供された血液を使って作製したiPS細胞を保存しています。

おととし(2015年)8月からは、研究用としてiPS細胞の提供を始めています。

移植手術では自分自身の細胞以外を使う場合、拒絶反応が心配されますが、このiPS細胞は他人に移植しても拒絶反応を起こしにくいと考えられます。

ストックしたiPS細胞は、あらかじめ作る際に何度も品質のチェックが行われ、いつでも移植の準備に入れる状態で凍結保存されています。

このため新たに作るよりも大幅に期間を短縮できます。

また、iPS細胞は自在に増やすことができるため、いちどストック用の細胞を作製すればいくらでも使うことができるのです。

このため費用も大幅に削減できます。

< カバー率は17% >

ただし、ストックした細胞は、誰にでも移植できるわけではありません。

ストックされるiPS細胞で重要なのは細胞を提供してくれる人の白血球の型です。

「A型」「B型」といったよく聞く血液型と同じように白血球にも型があります。

こうした白血球の型は「HLA」と呼ばれ、遺伝によって決まりますが、偶然、型が完全に一致していなくても相手に拒絶反応を引き起こしにくいHLAを持つ人がいます。

それぞれのHLAの型により移植できる相手の範囲は異なっていて、現在、京都大学がストックしているiPS細胞は1種類、日本人のおよそ17%に移植できるタイプです

京都大学によりますとことし4月頃には、新たに1種類の細胞を追加する予定で、これによりカバー率は25%近くまで高まるということです。

京都大学では今後、保管する細胞の種類をさらに増やし、日本人の大半の人をカバーできるようにしたいとしています。

< 他家移植 今後のスケジュールは >

今月、厚生労働省が研究計画を了承したことで、iPS細胞の他家移植は早ければことし前半にも1人目の手術が行われる見通しとなりました。

手術は、神戸市立医療センター中央市民病院と大阪大学附属病院で行われる予定で、2年間に5人を目標に手術を行う計画です。

実際の手術は、網膜の病気の部分に液体に混ぜた細胞を注射で移植する方法で行われるということで、手術後1年かけて安全性や効果を確認することになっています。

今月(2月6日)に神戸市で開かれた研究グループの記者会見では、3年前の自家移植の臨床研究も行った理化学研究所高橋政代プロジェクトリーダーが出席し、

「コストと症例の実績を重ね、効果を確定したい。iPS細胞を使った治療の、将来の在り方を決める重要な研究になるので、緊張感を持って進めたい」と意気込みを話しました。

グループではすでに研究に協力してくれる加齢黄斑変性の患者の募集を始めていて、詳しくは、神戸市立医療センター中央市民病院のホームページで公開されています。

< ほかにも応用が期待 >

iPS細胞の他家移植は将来的には網膜のほかの病気にも応用できると期待されています。

また、目だけでなく、パーキンソン病や脊椎損傷などの治療や、心臓病の治療などでも臨床研究や治験に向けた準備が進められています。

iPS細胞を使った再生医療が広く普及する技術になるのかどうか今回の他家移植の結果が注目されます

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